G1予想[159]第20回秋華賞(2015年10月18日) |
2015年 10月 15日(木曜日) 22:23 |
評価が低く来そうもないクインズミラーグロを指名 紫苑ステークスはローズステークスと並んで、秋華賞のトライアルレースだが、秋華賞馬はこれまで1頭しか出していない。それも勝馬ではなく、2014年の2着馬ショウナンパンドラだけだ。つまり、秋華賞とは直結しないと思われている。 今年の紫苑ステークスも、また同じ。8番人気でここを勝ったクインズミラーグロ、2着のホワイトエレガンスの評価は低い。人気になるのは、ローズステークス組の1着タッチングスピーチ、2着ミッキークイーン、3着トーセンビクトリーである。 というわけで、評価が低い、紫苑ステークスの1、2着馬の馬連をまず買うことにした。評価が低いことは、数ある馬券を買う理由のなかでは、かなり大きなウエィトを占める。ただし、予想したうえで評価が低い馬を「穴をあけそうだ」として買うのは、最悪の買い方だ。買っていいのは、評価が低く、なおかつ「来るはずがない」馬である。 では、クインズミラーグロはどうだろうか?
今年の紫苑ステークスは、例年と同じようにメンバーはローズステークスより劣っていた。しかも、レースのラップタイムは例年と変わらず、クインズミラーグロの勝ち方も単なる小回りを生かした差し切りにすぎない。 また、血統を見ると、これまでマンハッタンカフェ産駒で芝のGIを制したのは3頭(NHKマイルカップのジョーカプチーノ、秋華賞のレッドディザイア、天皇賞春のヒルノダムール)いるが、この3頭に共通する母父がニジンスキーの系統という特徴を持っていない。 これでは、クインズミラーグロは来ないだろう。したがって、買いなのである。クインズミラーグロから馬連総流しもすることにした。
ところで、このレースには同じような名前のクイーンズリングも出ている。しかも、父は同じマンハッタンカフェ。したがって、馬連の厚目はこの馬になる。さらに、ミッキークイーンも「クイーン」がつくので、ここも厚目に買う。 結局、「クイーン馬券」でひとくくりされてしまった。 それなら、クイーン3頭の3連複も買うことにしよう。 このように、じつにいい加減な考え方で馬券を買うと、ほぼ間違いなく当たらない。ただ、馬券が当たるということは「なにかの間違い」なのだから、これでいい。 |