G1予想[162]第40回エリザベス女王杯(2015年11月15日) |
2015年 11月 13日(金曜日) 23:40 |
馬連8-9と枠連5-6に加え「5枠」から枠連総流し。さらに、重賞を勝ったことも2着すらもない「1枠」1番パワースポットから馬連総流し。
英国のエリザベス女王は、1926年生まれだから、今年でなんと89歳である。もちろん、イギリス史上最高齢の君主であり、今年の9月9日には在位が63年と216日を超えて、ヴィクトリア女王を抜いてイギリス史上最長在位の君主ともなっている。 となると、このエリザベス女王杯の買い方は、二通りある。一つ目は、素直に女王の歳、89歳を買う方法。つまり、馬連の8-9(タッチングスピーチ、フェリーチェレガロ)をまず買う。そして、馬番8と9が入った「5枠」「6枠」の枠連5-6を買う。さらに、「5枠」9番のフェリーチェレガロの隣に前回優勝馬ラキシスがいるので、これがクサイと考えて「5枠」から枠連総流しするというやり方だ。 二つ目は、女王のご高齢を祝って、出走牝馬のうちの最高齢馬を買う方法。これに該当するのは、「1枠」1番の7歳のパワースポットだけである。この馬から馬連総流しとなるが、パワースポットは重賞を勝ったこともなければ2着に来たことすらないという馬である。 というわけで、エリザベス女王のご高齢を祝う気持ちはあまりないが、ほかの買い方よりはマシかなと思うので、このすべての馬券を買ってみることにする。 【レース後記 】 エリザベス女王杯ということで、私なりに女王関連馬券をいろいろ買ってみたが、すべて来なかった。ただ、松井政就氏が推した「8枠」(ヌーヴィレコルト)が2着に来た。「もっとも怖いのは8枠だ。なぜなら女王陛下は毎年ロイヤルアスコットに臨席するが、今年は「ピンク色のドレス」を着ていたからだ。」というのが、「8枠」推薦の理由。ズバリである。 ところで、よくよく考えれば、エリザベス女王(エリザベス2世)の実名は、エリザベス・アレクサンドラ・メアリー(Elizabeth Alexandra Mary)である。マリアライトの「マリア」Mariaは、英語では「メアリー」Maryとなる場合が多いから、これこそがエリザベス女王関連の最強馬だった。完全な見落としである。こういうのを「後の祭り」という。 競馬には本当に「後の祭り」が多い。今回は、その典型だった。 |