G1予想[220]第2回ペガサスワールドC(2018年1月27日) |
2018年 1月 24日(水曜日) 11:41 |
トランプに鉄槌を! ウォーストリーよ来い!
ガンランナーがここで引退するため、今年のアメリカ競馬の中心になるとされるのが、2、3番人気に押されているコレクテッドとウエストコースト。昨年のブリーダーズカップ・クラシックの2、3着馬で、ガンランナーが逃げ切って、この2頭が続けば、このレースはブリーダーズカップ・クラシックの再現となる。もちろん、ここまでG14連勝できたガンランナーが断然の1番人気になっている。 ガンランナーが逃げ切ってブリーダーズカップ・クラシックの再現? 冗談ではない、そんなことがあっていいわけがない。ここはフロリダ、ガルストリームパークだ。 トランプが大統領になって2年目、「悪夢」は続いている。暴露本『炎と怒り(Fire and Fury)』などどこ吹く風。オレ様自慢ツイッターをしまくっている。こうなったら、“炎と怒り”でウォーストーリーを買うほかない。戦争が起こるかもしれない。いや、起こってしまっていい。 まず、ウォーストーリーの単勝(WIN)と複勝(SHOW)。次に、相手は戦争にふさわしいガンランナー1頭と見て、ウォーストーリーとガンランナーの馬連(QUINELLA)を買う。戦争をキーワードにすると、最低人気のシンギングバレットも怖いので、これも馬連でおさえておく。 結論: ウォーストーリーの単複。 ウォーストーリーとガンランナー、シンギングバレットの馬連。
Gulfstream Park - Pegasus World Cup 27th Jan 2018 Gun Runner 4/5 West Coast 6/1 Collected 7/1 Sharp Azteca 8/1 Gunnevera 16/1 Stellar Wind 16/1 Toast Of New York 16/1 Seeking The Soul 20/1 Giant Expectations 25/1 War Story 40/1 Fear The Cowboy 50/1 Game Over 100/1 Giuseppe The Great 100/1 Singing Bullet 100/1 (William Hill)
追加で、以下「根岸ステークス」(G2)の予想も!
根岸ステークス2018年1月28日
ノースフライトが2月22日に死んだ。訃報(動物にも使っていいのか)を聞いて、胸がズキンとした。日刊スポーツの記事に、北海道浦河町の大北牧場の斎藤敏雄氏のコメントが載っていた。 「この牧場で生まれ、かけがえのない馬で、本当に天からの授かりものでした。現役時代にはファンから『フーちゃん』の愛称で親しまれ、牧場に戻ってきてからも多くのファンが毎年会いに来てくださいましたので、残念でなりません」 本当に天から降りて来たような馬だった。なんといっても、角田晃一が乗り1994年の安田記念を勝ったときの印象は強烈だった。
この年、安田記念は初の国際レースとなり、ジャクマロワ賞の勝ち馬の英サイエダディなど、G1級の外国馬が3頭も参戦していたが、ノースフライトはまったく危なげなく抜け出して快勝した。2着には超人気薄、田中勝春のトーワダーリンが来て万馬券になり、ゴール板をすぎた後に、角田と勝春が握手した姿がいまも目に焼き付いている。当時、私は、角田と勝春の馬券ばかり買っていた。 その後、ノースフライトは秋のマイルCSを勝って、それを最後に惜しまれて引退した。史上最強のマイラー牝馬だった。この年は、ナリタブライアンが3冠を達成した年だったが、ノースフライトのほうがはるかに“天馬”だと思った。 翌年の1995年は、阪神大震災と地下鉄サリン事件があり、日本中が暗い1年になった。だから、前年のノースフライトの姿はよりいっそう際立って眼中にあった。そして私は、この年から、予想に基づいて馬券を買うのをやめたのだ。
さて、根岸ステークスだが、 根岸ステークスの「根岸」は、横浜市中区の地名である、幕末につくられた日本初の競馬場は、この地にあり、地名の根岸をとって「根岸競馬場」と呼ばれた。現在、ここは馬事公苑と森林公園になっていて、広い公園内には芝が張り巡らされ、桜の木が植えられている。 私は本牧に住んでいるため、毎年、桜が咲くと、ここにお花見に行く。ここに行かないときは、日本庭園として有名な三渓園に行く。 お花見に行くといつも思うのは、花が散る光景が本当に虚しいということ。咲き誇っているときはいいが、風に吹かれて散る桜には、言いようのない孤独、寂寥を感じる。それは、競馬でレースが終わったときと同じだ。いまは磁気馬券なので見なくなったが、昔は外れ馬券が桜の花びらのように風に舞ったものだ。
さて、ここはなにが勝ってもいい。ファブラリーステークスを目指すということで言えば、去年の勝ち馬カフジテイクが筆頭だろうが、食指が動かない。 そこでああでもないこうでもないと堂々巡りして、ノンコノユメでいくことにした。2016年秋から騸馬となって1年半、4着、6着、4着、7着、4着、9着と、まったくいいところがない。デムーロ、ルメールが乗っているのに、これだから、もう終わったと見るべきだろう。 とすれば、買うほかない。データに基づく実績馬より、終わった馬こそ買いだと、ノースフライトが去った1995年のあときに決めたのだ。 結論:ノンコノユメから馬連、枠連総流し。 |