G1予想[241]第37回 ジャパンカップ(2018年11月25日) |
2018年 11月 23日(金曜日) 04:24 |
どうしても切れないアーモンドアイ
とうとう感謝祭がやってきた。なんと、今朝は氷点下。気温は華氏27度で、外に出ると寒風が肌をさす。それでも、メーシーズのパレードを見に行き、ピカチューとドランゴンボールを見て満足して帰ってきた。 というわけで、ジャパンカップだが、今回は史上最低のジャパンカップではないだろうか。外国馬の参戦はたった2頭。日本馬にしても、天皇賞馬レイデオロ、菊花賞馬フィエールマン、ダービー馬ワグネリアン、昨年のダービー馬マカヒキがいない。
いまから30年前、1980年代、創成期のジャパンカップは、もっと華やかで、国際色も豊かだった。なにより、これから日本はすごい国になっていくという期待感のなかで、レースが行われていた。 バブル時代と言えばそれまでだが、間違いなく、世界トップクラスのレースが、この極東、日本で行われるのだという実感があった。本当に懐かしい。 それが、どうだろう。国際競走、国際G1とは名ばかりとなり、いまでは単なる中距離(1マイル半)における日本最強馬決定戦となってしまった。しかも、今回は、そうにさえなっていない。
その結果、今回の最大の注目は、牝馬3冠を達成したアーモンドアイになった。東京2400mはオークスを圧勝した舞台だから、距離に対する不安はない。あとは末脚がどの程度、通用するかだけ。 牡馬、古馬相手でも、軽量だけに一気に突き抜ける可能性は十分にある。おそらく、鉄板の1番人気になるだろう。 となると、馬券プレーヤーにとって、今回のジャやパンカップの最大のテーマは、アーモンドアイを買うか、それとも切るかだ。ギャンブルの原則から言えば、もちろん切りである。そうして、爆死覚悟で、馬券から外すのが、本物の馬券プレーヤーだろう。
それでは、いったいなにを買うかだが、これは2番手以降の日本馬ではなく、今回、たった2頭しか出走しない外国馬になる。 カプリとサンダリングブルー。この2頭は、近走がまずまずなので、それならアゴアシ付きに応じて、「力試し」にやって来たという感じだ。つまり、全然、勝ちに来ていない。よって、この感じは馬券プレーヤーにとって絶好の買いだ。
カプリ(CAPRI )は、昨年の英セントレジャー(G1)馬で、アイルランドのアレッジドステークス(G3)1着からの参戦。サンダリングブルー(THUNDERING BLUE)は、カナディアンインターナショナル(G1)を2着しての参戦。この程度の実績では、東京の硬い馬場では通用するはずがない。この点もまた、馬券プレーヤーにとっては好感が持てる。 勝つはずがない、英語で言えば「perfect others」を買うのが、馬券の王道だからだ。
しかしである。やはり、気が小さい私としては、今回に限ってこれができない。アーモンドアイを切れないのだ。これが、牡馬の鉄板の1番人気なら切ったと思うが、若い女の子だけに切れない。1人娘の若い頃を思い出してしまうからだ。 こんなことは、長年の馬券プレーヤーの経験から、本来してはいけないことだとわかっているが、それができないのである。
そこで、あまりにも陳腐な次のような結論になった。 どうせアーモンドアイから買うなら、やはり相手は絞らなければならない。となると、前記した外国馬2頭。それに、日本馬からは、菊花賞馬なのに重馬場専用馬としか思われていないキセキ、絶好調なのに実績がないので人気薄のウインテンダネスの2頭が浮上する。この4頭を相手して、馬単4点に絞る。 結論:アーモンドアイから、カプリ、サンダリングブルー、キセキ、ウインテンダネスへの馬単4点。
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