G1予想[285]第61回宝塚記念(2020年6月28日) |
2020年 6月 24日(水曜日) 19:58 |
コロナの「奇跡」がここでもキセキを呼ぶ
アメリカはどうなってしまったのだろうか。いまなお、新型コロナウイルス の感染が拡大し続けている。NYは収束に向かっているが、フロリダ、テキサス、アリゾナなどは、1日の感染者数の記録を更新し続けている。テキサスにいたっては1日で5000人以上の新規感染者がカウントされている。これでは、今日の東京の55人がなんでもないように思えてしまう。 世界はもう「コロナ放置政策」に入ったのだろうか。欧州でも、閉じていた国境が再開されることになった。インドもロシアもロックダウンを解除してしまった。ブラジルにいたっては、もうなるようにしかならないといった感じだ。
となると、中国は本当にすごい。食品卸売市場で集団感染が発生するやいなや完全封鎖、市民の移動を禁止した。そして今日までに、なんと200万人を検査した。 集団感染といっても、この2週間で合計249人である。この人数でここまで徹底した措置を取る。世界のどんな国でもここまでできない。さすがの共産党支配体制である。
日本はなぜか、感染拡大しなかった。対策は後手後手で、まったくいい加減。首相以下閣僚はみなボンクラで、官僚は無能、専門家も眠ったい人間ばかり。ほぼなにもしなかったというのに、感染拡大は抑えられた。理由はまったくわからない。 つまり、奇跡が起こったとしか言いようがない。
CNNを見ていたら、NIAIDのトップ、 アンソニー・ファウチ博士が議会下院の委員会でのヒアリングで証言していた。フロリダやテキサスの現状を「憂慮すべき」とし、「今後、数週間の対応が重要だ」と述べていた。先日の支持者集会で、トランプは「検査数を減らすように要請した」と言った。検査数が多いから感染者数も増える。トランプはそれだけのことにしてしまいたいのだ。
はたして、世界はこれでいいのだろうか? 新型コロナはインフルエンザ程度のことで、ロックダウンなどは過剰反応。世界は、これまで「集団ヒステリー」に陥っていただけなのだろうか?
サートゥルナーリアか? ラッキーライラックか? この2頭に人気は集中している。ただ、これまでの実績と牡馬ということで、サートゥルナーリアが抜けた1番人気になるだろう。
買うのは、6歳になって燃え尽きた思えるキセキだ。 川田将雅が乗っていたころは、ジャパンカップ、大阪杯、宝塚記念とG1で2着していたが、昨年、渡仏してスミヨンが乗ってからバタバタになった。重の凱旋門賞で完全に走る気をなくしてしまった。
前走の天皇賞は武豊が乗ったが、出遅れて逃げずじまい。もうはやどう見ても「終わった」感がある。 となると、ここで買うほかない。コロナと同じく、ここで来れば奇跡だ。コロナも宝塚記念もキセキ。そんなことがあっていいのか?
結論:キセキから馬連、枠連、総流し。 |