G1予想[303]第163回 天皇賞・春(2021年5月2日) |
ウインマリリンが68年ぶりの牝馬勝ちを決める
阪神大賞典で、断然人気のアリストテレスが惨敗したため、一転して混戦模様となってしまった。それでもルメールだけに1番人気になる可能性がある。阪神大賞典を5馬身差で圧勝したディープボンド、日経賞3着のワールドプレミア、カレンブーケドール、オーソリティが僅差で続くだろう。
よって、この5頭は軸にしない。するとしたら、いくらやっても勝ちきれないカレンブーケドールだが、牝馬ならウインマリリンのほうに魅力を感じる。 なんといっても、牝馬はこの2頭以外に、あと1頭メロディーレーンの計3頭しか出ていない。牝馬が長距離の春の天皇賞を勝つ。そんなことはここ半世紀以上起こっていない。1953年のレダが最後だから、なんと68年も牝馬優勝はない。牝馬が勝てなかった理由は明白。それは、挑戦する馬自体が少なかったからだ。今回のように、3頭もいることは珍しい。
というわけで、ここは単純にウインマリリンを軸馬に指名した。嫌な点は、鞍上が皐月賞をエフフォーリアで制した横山武史だということ。 普通なら、「いまノッている」として歓迎するのだが、私はそうは思わない。ノッているから、長距離ではかえって失敗するのではと思う。 結論:7枠14番ウインマリリンから枠連、馬連、総流し。本戦はカレンブーケドールとメロディーレーンとの牝馬決着。 |