メルマガ[004]ありえない「米中逆転」! すでに中国はピークを過ぎ、今後衰退するだけ |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■指導者が代わっても大きな変化は起らない ■指導者が代わっても大きな変化は起らない
今月は、中国で最高指導者(国家総書記)が交代する中国共産党第18回全国 大会が開かれる。すでに、習近平(シー・ジンピン)国家副主席の総書記就任は決 まっているので、焦点は「革命第5世代」が引き継ぐ権力構造がどうなるか?つま りどんな人事になるか?だけだ。
中国は、開放政策に転じて以来、指導者が代わっても大きな変化は起こってい ない。あったのは20年以上前の天安門事件後、鄧小平が一気に改革開放路線 を推し進めたときだけだ。あとは、上海閥出身の経済重視、現実重視の政治家た ちが、「いかにカネを稼ぐか」「いかに豊かになるか」を追求してきた。
■習近平の最大の弱点はアメリカにいる一人娘
習近平も上海出身で、しかも父は習仲勲(元国務院副総理)。清華大学化学工 程部卒で、太子党という経歴から見れば、中国が大きく変わることは考えられな い。これまでの発言をみても、以前の中国指導者が言ってきたのと同じような発 言を繰り返している。 今回の尖閣問題でも同じだ。中国の指導者は外交課題にはいつも「平和的解 決を」と言い、「中国は覇権を求めない」と繰り返す。
前回も少しふれたが、この習近平・総書記に弱点があるとすれば、それは一人 娘の習明沢だろう。習近平はジューリンホウ(90後世代)の一人娘を溺愛している。 現在、習明沢はハーバード大学のケネディスクールの留学生だ。歴史上初めて 中国のリーダーの娘が、学生ビザを持ってアメリカに居住していることになる。 これが、なにを意味しているかは、書くまでもないと思う。 →この続きは、メルマガでお読みください。申し訳ありませんが、有料登録が必要です。
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