13/08/30●2012年のデジタルコンテンツ市場は7兆5790億円規模、動画、ゲーム、音楽・音声が増加 |
一般財団法人デジタルコンテンツ協会は、8月29日、国内のコンテンツ産業の市場規模を調査した結果を公開した。この調査は、コンテンツを動画、音楽・音声、ゲーム、静止画・テキストの4区分、メディア(提供形態)をパッケージ、ネットワーク、劇場・専用スペース、放送の4区分で分類し、各市場の産業団体や関連省庁等の公表値に基づく推計としてまとめたもの。 それによると、2012年のコンテンツ産業の市場規模は11兆8940億円(前年比100.8%)。このうちデジタルコンテンツ市場は全体の63.7%となる7兆5790億円。デジタルコンテンツ市場の内訳を見ると、コンテンツ別では、静止画・テキストが4兆6813億円(前年比97.7%)、動画が4兆4715億円(同100.6%)、ゲームが1兆3775億円(同111.8%)、音楽・音声が1兆3637億円(同102.2%)。動画、ゲーム、音楽・音声が増加している。 メディア別では、パッケージが5兆722億円(前年比98.0%)、放送が3兆6698億円(同100.4%)、ネットワークが1兆6967億円(同110.2%)、劇場・専用スペースが1兆4553億円(同101.6%)。前年比で見ると、放送、ネットワーク、劇場・専用スペースが増加している。
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