13/11/14●出版4団体が「出版権」を求めて「緊急アピール文」を発表 |
紙出版と電子出版を一体化した出版活動のためには、従来の著作権法の規定にない電子書籍に対応した「出版権」が必要として、書協、雑協、日本電子書籍出版社協会、日本出版インフラセンターの出版4団体が、緊急アピール文を発表した。出版界はこれまで、「著作隣接権」を求めてきたが、文化審議会著作権分科会出版関連小委員会の「中間まとめ」では、電子書籍に対応した「出版権」を規定して問題解決を図ろうとしている。今回の緊急アピール文は、こちらに対応したもの。作家、漫画家、ライター、カメラマンなどの著作権者に向けて署名運動を始めた。11月末まで1000人の署名を集める意向という。 |