14/01/24●「読書をする人の7割は紙の書籍」という米国での調査結果 |
アメリカのリサーチ会社「ピュー・リサーチ・センター」(PRC:Pew Research Center)が、16日に発表した調査(2013年の読書習慣)によると、電子書籍を読んだ人の割合は、過去1年間で23%から28%に増加したが、読書をした人の約70%は紙の書籍を選んでおり、2012年比で4%増加していた。「電子書籍のみを読んだ」と答えた人はわずか4%だった。 PRCは「電子書籍ユーザーは増えているが、紙から電子へ完全移行した人はほとんどいなかった。米国人にとって、紙の書籍はいまなお読書習慣の基礎になっている」とまとめている。この調査結果から言えるのは、紙書籍と電子書籍は併存するということ。あるいは、それは別々のものということだ。 さらに調査結果を見ると、この1年間になんらかの形態で読書をした人は76%。タブレット型端末を所持している人は約42%で、2013年9月時点からおよそ8%増加。キンドルなどの電子書籍端末を所有している人は、この4か月で7%増え、約50%となっている。 |