14/03/22●「ふくらはぎ」「学年ビリ」「ニャン」…最近のベストセラーを見ると脱力感が! |
今日の朝日新聞「読書欄」の週間ベストセラー(3月10〜16日、日販調べ、総合部門)を見て、朝から脱力感に襲われた。トップ3が、次のようになっていたからだ。 1、長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい(槙孝子著鬼木豊監修、アスコム) 2、学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話(坪田信貴著、KADOKAWA) 3、人生はニャンとかなる!(水野敬也、長沼直樹著、文響社) 脱力感を感じたのは、本そのものに対してではない。こういう本を必要としている人が、世の中にいっぱいいるということに対してだ。 「ふくらはぎをもんで長生きしたい」「勉強しないで大学に受かりたい」「ネコ大好き、癒されたい」……こんなんでいいのだろうか? |