14/06/01●書籍7.7%減、雑誌5.4%減と4月の販売額は大幅な落ち込み。消費税増税の影響が大 |
出版科学研究所による4月の出版物推定販売金額が1339億円と発表された。これは、前年同月比6.5%減であり、消費税増税の影響を受けて、近年にない大きな落ちこみとなった。内訳を見ると、書籍が7.7%減、雑誌が5.4%減(月刊誌4.1%減、週刊誌10.1%減)で、週刊誌の落ち込みが目立つ。 一般報道によると、消費税増税の影響は想定内(デパート12%減、スーパー5.4%減)で、いずれ回復するという。しかし、出版物には駆け込み需要はほとんどなかったので、この落ち込みの大きさは深刻だ。 ちなみに、今年3月の書店閉店数はなんと111店に上っている。 |