14/06/11●2013年の出版販売総額1兆7711億円、前年比3.4%減 |
朝日新聞記事(6月11日)によると、昨年度の出版総売上額(書籍・雑誌)は、前年比3.4%減の1兆7711億円(出版ニュース社調べ)とのこと。これは最盛期の1996年と比較すると、約65%の市場規模である。 このまま市場収縮が続くと、書店は減り続け(現在約1万4000店)、出版社も減る(現在約3500社)。著作者の生活も圧迫される。その結果、出版界の再編が進むと、朝日記事はしている。 ただし、出版界の市場縮小の原因として、朝日記事が指摘していないことがある。それは、市場縮小は人口減社会なので、どの業界でも起こっていること。なにも出版界だけが縮小しているわけではない。ほとんどのコンテンツ産業がこの影響を受けている。当然ながら、新聞界も縮小している。 |