14/10/23●TSUTAYAの電子書籍ストアが閉店。今後も続く電子書店の合併、事業譲渡、廃業 |
電子書店「TSUTAYA.com eBOOKs」がサービスを終了し、凸版印刷グループの電子書店「BookLive!」が引き取ることになった。 TSUTAYA.com eBOOKsのサービス終了は12月31日。同ストアでの新規購入は10月31日いっぱいで終了となるが、購入した書籍は、「BookLive!」で読める。「TSUTAYA.com eBOOKsは、CCC は、もともと2010年12月にシャープと共同で合弁会社を立ち上げ、「TSUTAYA GALAPAGOS」を展開していた。その後、TSUTAYAブランドの独自ストアとして2011年6月にオープンさせたが、ずっと収益を上げられず、ついに断念したことになる。 現在、日本には40社ほどの電子書籍ストアがあるが、その中で継続的に利益を出せているのは数社。また市場は、アマゾンが半分以上を取っている。こうなると、今後さらに、合併や事業譲渡、廃業などが起こってくると思われる。電子書籍市場は伸びているが、その恩恵(利益)を受けている少ないというのは、本当に成長市場と言えるのだろうか? |