14/11/15●アマゾンとアシェットの争いが終結、電子書籍設定決定権は出版社側に |
11月13日(米時間)、アマゾンとアシェット(仏ラガーディア傘下)は、これまで続けてきた電子書籍販売に関する係争に終止符を打ち、新しい契約に合意したことを発表した。合意内容は明らかにされていないが、アマゾンがかなり譲歩した模様で、電子書籍の価格設定権はアシェット側(出版社側)が持てることになったと伝えられた。 しかし、その後の報道を見ると、契約内容は先に合意したアマゾンとサイモン&シュースターとの契約内容と変わらないもので、「半年以上も争った意味はない」との声が強い。アシェットとしては、係争によるダメージ(売上減)が相当大きく、ホリデーシーズンを前にして、係争を打ち切りたい意向が強かったという。 |