14/11/25●有隣堂の決算はやはり大幅減益、本と雑誌が売れない |
11月25日、有隣堂は2014年8月期決算を発表。それによると、売上高は前年比0.4%増の504億0500万円と微増したものの、営業利益は4億6000万円(前年比18.4%減)、経常利益は2億9100万円(同35.8%減)といずれも大幅な減益を記録。当期純利益も68.8%減の7300万円となった。 その原因は、店舗の改装・移転などによる棚や什器の固定資産除却損など1億4000万円を特別損失に計上したこともあるが、書籍(前年比1.5%減)、雑誌(同2.9%減)と、やはり、本業である書籍・雑誌販売の落ち込みが止まらないことにあるようだ。 本と雑誌の落ち込みは、全国のどの書店でも止まっていない。 |