2015年1月28日●私がプロデユースした『シャープ液晶敗戦の教訓』(中田行彦、実務教育出版、1620円)が発売される |
本書の著者・中田氏は、シャープの元液晶技師長で現在立命館アジア太平洋大学(APU)大学院教授。その経験と研究に基づいて書かれたのが本書である。 ずばり、タイトルを『シャープ液晶敗戦の教訓』としたのは、かつて私が『日本半導体敗戦』(湯之上隆)を編集・プロデュースしたからだ。半導体と液晶は、いまのITモバイルに書かせない部品で、2つとも日本が世界をリードしていたにもかかわらず凋落してしまった。 いったい、なにが起こったのか? そして、今後この2つを含めた日本の「ものづくり」は復活できるのか? この視点で書かれたのが本書だ。中田氏は一般書を書くのが初めてということで、相当苦労された。その手助けをして、やっと出版できたので、いまはほっとしている。 →Amazon.co.jp: シャープ「液晶敗戦」の教訓
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