15/04/03●新聞の本当の部数は公表部数の7〜8割。朝日新聞の本当の部数は510万と推計される |
先日、日本ABC協会がまとめた2014年下期(7~12月)の平均販売部数が発表された。それによると、朝日新聞710万1074部(前年同期比5.9%減)、読売新聞926万3986部(6.1%減)産経新聞161万5209部(0.1%減)、日本経済新聞275万534部(0.9%減)、毎日新聞329万8779部(1.5%減)となっていた。 しかし、これは印刷部数で、「残紙」「押し紙」問題もあるので、本当の部数は推計するほかない。 ところが、ウエブメディア『My News Japan』が、独自で入手した内部資料に基づいて、朝日の部数をABC公開部数より200万部少ない510万部と推計している。さらに、購読料金が発生しない「押し紙」を入れるともっと少なくなる。内部資料は「2014年度ASA経営実態調査報告書」というもので、これによると、2014年度、販売店に搬入される朝日新聞の28%が購読料収入になっていない偽装部数だという。 朝日がこれなら、読売ほか他紙も同じと考えられ、日本の大新聞の本当の部数は公表部数の7〜8割だろう。 |