15/04/10●2014年度の出版社の倒産は前年比で5割増 |
帝国データバンクによると2014年度(2014年4月~2015年3月)に倒産した出版社は、前年度から5割増という。 2014年に倒産した出版社は、女性誌『小悪魔ageha』で知られたインフォレスト(負債:29億1300万円)、『美術手帖』などで知られた老舗の美術出版社(負債:19億5000万円)など46社。この数は、3年ぶりに前年度から増加し、負債総額は3.8倍の111億8000万円。 出版社倒産の原因は、「書籍販売が落ち込む中、昨年4月の消費税増税で消費者心理が冷え込んだことも追い打ちをかけた」とされるが、紙出版というビジネス自体が時代に遅れ、人口減社会では事業を縮小せざるをえないからだ。
出典:帝国データバンク |