15/10/08●Amazon が新サービスで『ワシントンポスト』電子版が『NYタイムズ』を超える!? |
『Washington Post』紙のオーナーになって以来、Amazonのジェフ・ベゾフ氏は次々に改革を行い、電子版を充実させてきた。このほど、Amazonが発表した新サービスは、有料サービス「Amazon Prime」の会員が無料で『Washington Post』の電子版を読めるようになるというもの。6カ月間の期間限定で、6カ月後は月額3.99ドルの有料サービスとなる。 これは、『Washington Post』の電子版購読料が月額9.99ドルであることを考えると、破格のサービスだ。「Amazon Prime」の会員数は公表されていないが、約4000万人と推定されている。すると、このうちの1%でも有料に移行すれば、『Washington Post』電子版は40万人の有料新読者を獲得することになる。 『Washington Post』電子版のライバルは言うまでもなく『New York Times』。現在、『New York Times』電子版の有料読者は100万人を超えたと発表されているが、それに肉薄している『Washington Post』電子版が100万人を超える可能性が高まった。
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