15/10/18●NY連邦高裁がグーグルの書籍電子化を合法と認定 |
米作家協会(AG)と複数の書籍の著者がGoogleの書籍スキャンを著作権の侵害であると訴えていた裁判で、ニューヨーク連邦高裁は10月16日、原告の請求を却下した。Googleの行為は著作権法に違反せず、公共サービスにあたるものと認定した。 判決のポイントは、「実際に読めるのは利用者が検索した言葉に関連する部分だけ」ということ。そうでなかったらやはり著作権の侵害であり、判事たちも「グーグルの行為は書籍の公正利用の限界を試した」としている。 いずれにせよ、すべてがデジタルデータに置き換えられる世界では、著作権は変質するか消滅する。 |