16/06/01●「文春」「新潮」がテレビ局に記事使用料を請求 |
「日刊サイゾー」によると、「週刊文春」(文藝春秋)、「週刊新潮」(新潮社)はテレビでの誌面の流用に「2次使用料」を請求しているという。「日刊サイゾー」はこう書いている。 《情報番組のテレビプロデューサーによると「先ごろ文春は番組で誌面を使う場合、3万円の使用料請求を決めました。その後、後に続くようにして新潮も5万円の使用料を通達してきた」という。》 これは画期的なことだ。これまで、雑誌記事はテレビのワイドショーで取り上げられても、それが部数拡張につながるということ(つまり宣伝効果がある)ということで、2時使用料は派生しなかった。しかし、いまやワイドショーは記事の先食いをしてしまい、発売前に記事は完全に消費し尽くされてしまう。要するに、テレビは雑誌にタダ乗りしている状況だ。3万円、5万円は安いくらいだ。 |