16/06/22●「大谷壮一文庫」が存続の危機!年間4000万円の赤字 |
東京・世田谷にある「大宅壮一文庫」が存続の危機にあると、6月21日NHKの「NEWS WEB」が伝えた。日本で最初の雑誌の図書館として開館したのが1971年。最盛期は年間8万人以上が利用していたが、ネットの普及とともに利用者が激減し、現在、赤字は年間4000万円を超えているという。これまでコスト削減のために職員を減らし、入館料の値上げにも踏み切ったが、もう限界に来ているとのこと。私も雑誌編集者をしていたころは足繁く通い、収蔵されている雑誌記事を検索した。検索はいまやネットに移ったとはいえ、ここにはネット検索では得られない昔の記事がいまも豊富にある。 |