16/07/03●「Barnes & Noble」が消滅したらどうなるか?が話題に |
『ニューズウィーク日本版』に『「世界最大の書店」がなくなる日』として鎌田博樹氏(EBook2.0 Magazine)が寄稿している。内容は、アメリカで話題になりだした「Barnes & Noble」の経営不振とその廃業問題についてである。 つまり、赤字経営に陥って、もはや立て直すのが難しいB& Nがなくなったとき、出版界出版文化はどうなるかという予測だ。当然だが、B&Nの穴は、ボーダーズが倒産したのと同じく、アマゾンや独立系書店、ウォルマートなどが埋める。ただし、大手の出版社はこれまでのようにフィジカルブックを大量に販売できなくなる可能性がある。出版点数が絞られ、調査・取材費がかかるノン・フィクションの出版はとくに細る。要するに、紙出版は窮地に陥る可能性が高いということだ。 多分、確実にそうなるだろうと、私も思う。 |