16/07/28●2015年度の電子書籍市場は1584億円、前年比25.1%増、すべてコミックが牽引 |
株式会社インプレスが、2015年度の電子書籍・電子雑誌市場規模についての調査結果を発表した。電子書籍は1584億円で、前年比25.1%増。そのうち81%にあたる1277億円をコミックが占めている。また、電子雑誌は242億円で、前年比66.9%増。インプレスでは、2020年度には、電子書籍が3000億円、電子雑誌が480億円にそれぞれ増加すると予想している。 この市場規模には、個々単位の販売のほか、月額課金モデルや月額定額制の読み放題も含んでいるというが、2020年に電子書籍が3000億円というのはいくらなんでも大甘予想だろう。 いずれにしても電子書籍市場をリードしているのはコミックで、調査によると、 スマホの無料マンガアプリ/サービスの利用率は28.6%。利用者397人における利用頻度は、1日に1回以上が30.4%。週に1回以上まで合わせると62.5%に上り、ユーザーが習慣にしていると見ている。また、無料マンガアプリにおける2015年度の広告市場は、前年度比2.9倍の41億円に増加している。
出典:インプレス |