17/02/22●講談社の2016度決算が増収増益に |
講談社の決算が2月21日に公表された。2016年度:第78期(H27.12.1~同28.11.30)決算によると、総売上高は1172億8800万円で、前年比0.4%増を記録。当期純利益も27億1400万円で同86.7%増となっている。これは、3期ぶりの増収増益という。 ただし、売上高の内訳を見ると、増収増益の原因は、出版社としての本業ではない。事業収入に計上さるデジタル事業、版権収入などで、この伸びが本業の減少をカバーして、全体を牽引している 以下、売上高の内訳。「雑誌」627億6800万円(同7.4%減)、「書籍」173億6700万円(同1.1%減)、「広告収入」46億6900万円(同3.0%減)、「事業収入」283億5300万円(同29.7%増)、「その他」9億9600万円(同38.1%減)、「不動産収入」31億3300万円(同0.6%減)。 |