17/10/01●スクープ連発しても部数減。週刊誌の時代は終わるのか? |
8月の書籍雑誌の推定販売金額が公表されているが、やはり1000億円を割り込んで976億円で、前年比6.3%減。書籍は464億円で、同3.7%減、雑誌は511億円で、同8.6%減とすべてマイナスだ。 なかでも、最悪なのは週刊誌の落ちこみで、販売金額も2月と5月に続く3回目の100億円割れで、販売部数はなんと前年比18.3%減。「週刊文春」「週刊新潮」ともスクープを連発しているが、それでも全体では大きく落ち込んでいる、週刊誌の時代を終わったのかもしれない。 とすると、スクープはいったいどのメディアがやるのか? ちなみに、返品率は書籍が42.2%、雑誌は44.4%で、月刊誌は45.3%、週刊誌は39.8%となっている。 |