G1予想[214]第18回チャンピオンズC(2017年12月3日) |
2017年 11月 28日(火曜日) 20:36 |
なぜかロンドンタウンが抜け出し、そこにテイエムジンソクが突っ込んで来る!
抜けた馬がいず、混戦模様だ。下馬評から有力馬を挙げると、アウォーディー、ケイティブレイブ、サウンドトゥルー、カフジテイク、テイエムジンソク、ロンドンタウン、アポロケンタッキー、ゴールドドリーム、ノンコノユメ、コパノリッキーなど。予想サイトを見ると、ここまでが単勝予想15倍までの間にひしめいている。 1番人気がどの馬になるかはわからないが、候補としてはアウォーディーとケイティブレイブ、テイエムジンソクの3頭が考えられる。アウォーディーは、昨年のチャンピオンズカップ以降惜敗続きだが、その堅実さから軸馬として人気を集めるはずだ。ケイティブレイブは逃げ馬だったが、先の帝王賞では出遅れからのまさかの追い込み勝ち。新たな一面を見せてのG1勝ちだから、人気は集まる。テイエムジンソクの近走は安定している。前走のみやこSは余裕をもって快勝している。 この3頭に続くのが、まずはロンドンタウンだろう。現在、エルムS、コリアカップと連勝中で、勢いなら断然この馬か。昨年の勝ち馬サウンドトゥルーも怖い。前走のJCBクラシックでは展開がハマって快勝している。また、カフジテイクは成績の安定性が、コパノリッキーは実績が、そしてアポロケンタッキー、ゴールドドリーム、ノンコノユメは一発が期待されて、人気は散る。
と、以上、本当にありきたりのことをまとめて書いてみたが、書いてみると、なにも面白くない。かつては、このような「下馬評」をベースにして馬券を買っていたのだから、競馬ファンとしての「病(やまい)」は深い。 この「病」から抜け出す方法を見つけたのは、50歳を超えてからだ。要するにまったく「理」にかなわない方法で馬券を買う。これだけだ。 とすると、このチャンピオンズカップの過去データで、もっともらしいのが「優勝馬は前走4つのレースを使っていた馬から出ている」ということだ。4つのレースとは、JCBクラシックかレディス、武蔵野S、南部杯、みやこS。以下が、過去10年の優勝馬データである。
【チャンピオンズカップ優勝馬と前走(過去10年)】 となると、この過去データを無意味化するためには、4つのレースに出ていない馬を買うしかない。それは、ロンドンタウンだ。前走は韓国遠征してコリアカップで1着。コリア(韓国)になぜロンドン(英国)が来るのかという見方もあるが、勝ってしまった以上仕方ない。ここも勝ってもらっていっこうにかまわない。
さて、この2週間は、ミサイルを撃たなくなった北朝鮮が話題から消え、もっぱら相撲が話題を独占している。今週も、テレビはそればかりだ。 それにしても、貴乃花はどこまで「ガチンコ」を貫けば気がすむのだろうか? 相撲を本当にスポーツにしてしまいたいのだろうか? 長年の相撲ファンの私としては、「注射」がなくなったら、ファンをやめてしまうかもしれない。 なぜなら、どちらの力士が強いかという、じつに単純なことで勝敗を予想しなければならないからだ。こんなつまらないことはない。 カネ、人間関係、ムード、談合、星の貸し借り、番付----すべてが絡んでこそ相撲だ。貴乃花は「相撲道」を履き違えている。フェアプレーでないからこそ、伝統文化なのである。 というわけで、少しでも早くこの問題にケリをつけてほしいという願いもあって、テイエムジンソクも指名したい。ジンソクは「迅速」の意味だと思うが、違うのだろうか?
結論:ロンドンタウン=テイエムジンソクの馬連、枠連の2点勝負。 |