17/12/02● あまりにも低調な年間ベストセラー、取次発表 |
12月1日、大手取次2社、日本出版販売とトーハンから2017年の年間ベストセラーが発表された。1位はともに佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』(小学館)となった。2位は日販が『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)、トーハンが『伝道の法』(幸福の科学出版)、3位はともに『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)。集計期間は16年11月26日~17年11月25日。 ジャンル別では、実用書部門が『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』(サンマーク出版)、ビジネス書部門が『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)、新書ノンフィクション部門が『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社)、文庫部門が『君の膵臓をたべたい』(双葉社)。 いずれも、部数的にはそれほどでもなく、話題性も乏しく、近年ではもっとも低調なベストセラーと言えるだろう。 |