18/05/13●12時間で出版という「マッハ新書」が話題だが----。 |
ツイッターから生まれた「執筆からたった12時間後には電子書籍として出版」という「マッハ新書」が話題になっている。これは電子書籍を12時間以内に執筆し、PDFやEPUBファイルとして個人販売するという出版形式。 そこで、特設サイトを開設した「BOOTH」を見てみると、「編集し、校正して、万全のものをリリースする従来の紙の出版のあり方に対し、即時リリースかつアップデート可能な電子書籍の特性を利用して、瞬間的に執筆して販売する、熱意ドリブン・情報鮮度第一の出版形態です」と書いてある。そして、第一弾が、GOROman著の『全ての出版社は多分潰れる』(999円、19405文字、86ページ)である。 まあ、これ以上は書かないが、これは本ではない。ちょっと長めのブログだ。それを「本」とうたって「マッハ新書」としたネーミングのうまさは認めるが、それ以上のことはない。 |