メルマガ[374] 人口減、人手不足から日本だけで進む「女性残酷社会」 |
No.374 2018/06/12 日本はいまだに、世界でも最悪の男性支配社会で、女性の社会的地位は低く、いくら働いても報われません。しかし、メディアはこの現実を真剣に取り上げません。 安倍政権は「女性が輝く社会づくり」に取り組んでいるとされますが、それは結局、女性たちに「もっと働け。そうしなければ日本経済はますます衰退する」と脅迫しているのと同じです。人口減、人手不足を、女性の労働力で補おうとしているだけなのです。 その結果、女性は「出産、育児、家事、介護」のほかに、男性と同じ「労働」までこなさなければいけないことになってしまいました。まさに「女性残酷社会」が、人口減、人手不足のなかで、確実に進行しています。 [目次] ───────────── ■専業主はいまや働く主婦の半数しかいない ■「女性の輝く社会」の中身は空っぽ ■女性10人のうち7人が働いている社会 ■男性と女性の賃金、生涯年収はこんなに違う ■いまだ「ガラスの天井」が厳然として存在する ■ジェンダー・ギャップは144か国中114位 ■これからは外国人労働者と職の奪い合い ■女性も一生働き続ける「人生100年時代」 ■専業主婦になれる割合はなんとたったの2% ───────────────── |