メルマガ[375] 東京五輪は“奴隷の祭典”か? ボランティア募集の勘違いといくつかの懸念 |
No.375 2018/06/19 先月、このメルマガで取り上げた「東京五輪ボランティア問題」ですが、さる11日に大会組織員会から正式な「募集要項」が発表され、ネットではまたも大炎上してしまいました。「なんら改善されていない。これで人が集まるわけがない」という心配する声から、「これでは“奴隷の祭典”ではないか?」という怒りの声まで止どまるところをしりません。 はたして、これで東京五輪ができるのか? ボランティア問題のほか、まだいくつもある懸念点も含めて、東京五輪が本当心配になってきました。 [目次] ───────────── ■「やりがいがあります」と無償労働を誘う ■今年いっぱい募集し来年2月に採用決定 ■地方から来たら交通費、滞在費は自己負担 ■通訳から運転手までタダで何千人も募集 ■「コンパクト五輪」があきれる「奴隷の祭典」 ■ボランティア以外で懸念される数々のこと 《灼熱の“日本の夏”開催》 《訪日観光客数が激増?》 《宿泊施設不足》 《地下鉄・タクシーほかの交通問題》 《WiFi接続、ネット環境》 《いまだにキャッシュ社会》 《ゴミ箱がない》 ■警備人員も圧倒的に不足するという見通し ───────────────── |