18/11/29●東京地裁、YouTubeに漫画の「ネタバレ動画」の発信者情報の開示を命じる |
小学館は、漫画『闇金ウシジマくん』(「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)のコンテンツがYouTubeに投稿されたことを受けて、著者の真鍋昌平氏を債権者とする発信者情報開示の仮処分命令申立て手続きを東京地裁に求めていたが、このほど、仮処分が決定した。 東京地裁は、著作権侵害を認め、YouTubeの運営会社であるYouTube社(米・カリフォルニア州)に対して、投稿者の発信者情報開示を命じることになった。 最近、YouTubeなどの動画投稿サイトでは、漫画をページ送りで動画に仕立てた投稿や、吹き出しのセリフを中心にストーリーを文字情報で紹介する「ネタバレ動画」が多くなっている。これは出版社、著者とも放置できない問題となっていた。 |