18/12/12●信じがたいコンセプト「入場料1500円書店」がオープン |
書店に入るのに入場料がいる。しかも、その書店には、マニアック、マイナー本が多く、ジャンルごとに書棚を分けてはいるが、出版社別や作者の50音順に整理されていない。このようなことは、普通、顧客無視であるが、なぜか報道は「好意的」だ。 その書店とは、11日にオープンした日販が運営する「文喫(ぶんきつ)」。六本木の青山ブックセンターを新装開店したもので、入場料徴収はコンセプトであり、料金は美術展や映画と同じ価格帯を意識したという。ただし、入場料はドリンク付きで、店内での読書は自由だ。 朝日新聞記事によると、日販営業本部の有地(あるち)和毅さんは「思わぬ本との出会いによって、新しい文化に触れてもらいたい」と話している。大丈夫なのだろうか?入場料で1冊の本が買えてしまうではないか。 |