19/01/05●「2019年出版関連の動向予想」(HON.jp)記事は大いに参考になる |
「HON.jp」の編集長鷹野凌氏執筆の記事「2019年出版関連の動向予想」は、業界に身を置く人間にとって大いに参考になる。この記事は、今後の出版界(デジタルを含めて)の動向を細部にわたって予測しているが、その予測は的確だ。 https://hon.jp/news/1.0/0/14857 鷹野凌氏は、出版界がおかれた状況を「政治環境」「経済環境」「社会環境」「技術的環境」から予測し、いちおう次のように「2019年にはどんなことが起こるか」を5ポイントに絞ってまとめている。 ・メディア自体の信頼度がより一層問われるようになる ・既刊も含めた書籍の電子化率が高まる ・マンガ表現の多様化が進む ・学校や図書館向けの電書供給が本格化 ・オーディオブック市場の拡大が本格化 このなかで、紙、ウエブを問わず、「メディア自体の信頼度がより一層問われるようになる」がもっとも重要だと思う。 |