G1予想[248]第35回 フェブラリーS(2019年2月17日) |
2019年 2月 13日(水曜日) 14:21 |
サンライズの2頭で勝負!
たまには、記録を残しておこうと、以下のように出走予定馬、有力馬、過去の勝ち馬、主な過去データを挙げておくことにした。
[フェブラリーS:出走予定馬]
アンジュデジール/牝5/昆厩舎・栗東 インティ/牡5/野中厩舎・栗東 ヴェンジェンス/牡6/大根田厩舎・栗東 オメガパフューム/牡4/安田翔厩舎・栗東 クインズサターン/牡6/野中厩舎・栗東 コパノキッキング/セン4/村山厩舎・栗東 ゴールドドリーム/牡6/平田厩舎・栗東 サクセスエナジー/牡5/北出厩舎・栗東 サンライズソア/牡5/河内厩舎・栗東 サンライズノヴァ/牡5/音無厩舎・栗東 ナムラミラクル/牡6/杉山厩舎・栗東 ノボバカラ/牡7/森厩舎・栗東 ノンコノユメ/セン7/加藤征厩舎・美浦 メイショウウタゲ/牡8/安達厩舎・栗東 モーニン/牡7/石坂正厩舎・栗東 ユラノト/牡5/松田国厩舎・栗東 レッツゴードンキ/牝7/梅田智厩舎・栗東 ワンダーリーデル/牡6/沖厩舎・栗東
[フェブラリーS:有力馬] これまでの報道を総合すると、次の4頭が上位人気になるようだ。 まずはインティ。東海ステークスを圧勝し6連勝。2着馬チュウワウィザードには2馬身差をつけ、3着馬には7馬身差をつけた。勢いという点では1番手。ただ、これまでマイルを走った実績はなく、東京1600mという独特なコースに、一抹の不安が。 コパノキッキングは、なんといっても藤田菜七子騎手の初G1騎乗で、今回、話題を独占している。はたして、雰囲気に飲まれずに乗れるかどうか。前走の根岸ステークスの勝ち方はホンモノとされるので、実力的には間違いなく圏内。ただ、短距離馬という評価も。 ゴールドドリームは一昨年の覇者。その後の実績と安定感は抜けている。2018年は【2-3-0-0】とほぼ完璧な成績。前走の東京大賞典で競り負けたオメガパフュームとの再戦となるが、今度は同斤量で、ベストの舞台。このレースは過去1着、2着と得意にしている。 オメガパフュームは最強世代の明け4歳馬。前走の東京大賞典でゴールドドリームら強力古馬勢を撃破して臨んできた。レヴァンスレーヴが休養中なので、ここを勝てば、この馬が今年のダート界の主役に。久々の左回りがカギ。
[フェブラリーステークス:過去の優勝馬(1997年以降)] 1997年 シンコウウインディ 1998年 グルメフロンティア 1999年 メイセイオペラ 2000年 ウイングアロー 2001年 ノボトゥルー 2002年 アグネスデジタル 2003年 ゴールドアリュール ※中山開催 2004年 アドマイヤドン 2005年 メイショウボーラー 2006年 カネヒキリ 2007年 サンライズバッカス(前走)平安ステークス2着 2008年 ヴァーミリアン(前走)川崎記念取消 2009年 サクセスブロッケン(前走)川崎記念3着 2010年 エスポワールシチー(前走)ジャパンカップダート1着 ※阪神開催 2011年 トランセンド(前走)ジャパンカップダート1着 ※阪神開催 2012年 テスタマッタ(前走)根岸ステークス3着 2013年 グレープブランデー前走)東海ステークス1着 2014年 コパノリッキー(前走)フェアウルS9着 2015年 コパノリッキー(前走)東海ステークス1着 2016年 モーニン(前走)根岸ステークス1着 2017年 ゴールドドリーム(前走)チャンピオンズC12着 2018年 ノンコノユメ(前走)根岸S1着
[フェブラリーS:主な過去データ] ■過去20年で、1番人気[9-2-3-6]、2番人気[3-5-3-9]、3番人気[2-4-2-12]、4番人気[2-2-4-12]、5番人気[1-4-0-15]、6〜9番人気[2-3-7-68]、10番人気以下[1-0-1-136] ■過去20年で、逃げ[2-0-0-18]、先行[7-7-7-55]、差し[8-7-10-96]、追い込み[3-6-3-89] ■1998年のグルメフロンティア以来、昨年のノンコノユメが勝つまで関東馬は勝っていなかった。 ■東京ダ1600mは長い直線を乗り切るスタミナと底力が必要。 ■外枠有利、内枠不利の傾向。 ■優勝しているのは4~6歳まで。7歳以上では最高2着まで。 ■5歳以上馬は前走で重賞3着以内が必須条件。 ■4歳で勝った3頭はすべて3歳時にダート重賞Vの実績。 ■ダートG1実績:過去10年連対13頭がダートG1の勝ち馬で、残る7頭中4頭には同3着以内の実績があった。例外の3頭はいずれも4歳で、うち2頭はダートG1初出走。 ■過去10年連対馬14頭に東京ダートでV歴。 ■ダート初出走は1997年以降15頭いるが、2001年のトゥザヴィクトリーの3着が最高。 ■牝馬は2000年ゴールドティアラの2着が最高。
[フェブラリーステークス:予想]
予想するにあたり、いちおうこれだけのデータを見て、そのうえで出馬表(新聞やウエブ)をチェックする。この作業はかなり大変。試験前の勉強と同じようなものだ。これを競馬ファンは毎週やっているのだから、本当に頭が下がる。
ところが、試験と競馬は違う。 試験は勉強すれば結果を出せるが、競馬はいくら勉強しても結果がともなわない。勉強すればするほど結果が出せる試験と違って、競馬は勉強すればするほどドツボにはまっていく。 よって、過去データがどうであろうと、人気がどうであろうと、すべて無視するというのが、正解(本当か?)。 ではどう買おうか? 簡単だ。そのときの事情である。なんでもいいから、そのときに思ったまま買えばいい。 今回、思ったのは、サンライズの馬を買うこと。サンライズソアとサンライズノヴァのどちらかにするか悩んだが、こんなことに悩んでも仕方がないので、両方買ってしまう。なんで買うかというと、サンライズと言えばすぐに思い浮かぶのが、NYに3店舗ある日本人向けスーパー「サンライズマート」だから。NY滞在中は、何度もここに行き、たまに41丁目店の2Fで、1Fで買ったお弁当を食べたものだ。ここで、レーシングフォームを読んでいたこともある。
たったこれだけでの理由で、サンライズ2頭を買う。本当に、どうしようもなくバカかもしれない。ただ、正直言って、サンライズに置いてあるお弁当は、あまりおいしくない。NYのお弁当なら「BentON」のほうがおいしい。
さて、サンライズ2頭の相手本線はインティ。インティはインカの太陽神の名前。これほど、サンライズノヴァ(超新星)の相手にふさわしい馬はいないだろう。また、ソアのほうは「soar 」で、空に舞い上がるという意味だから、これも太陽の熱気の上昇気流を受ける。こうなると、2頭ともインティを連れてくると、思えてくる。
で、コパノキッキングだが、名前から言うとキッキングだから「蹴り」。心情的には、アイドル藤田菜七子騎手に勝ってほしいが、やはり見送ってしまう。もし勝ったら、しばらく茫然自失となるだろう。ゴールドドリームも「蹴り」だ。3年続けて「夢」(ドリーム)が来ていいはずがない。昨年はノンコノユメが来た。もう、夢は店じまいでいいのではないだろうか?
結論:サンライズノヴァとサンライズソアの馬連、枠連。この2頭からインティへの馬連、枠連。 |