G1予想[249]第49回高松宮記念(2019年3月24日) |
2019年 3月 20日(水曜日) 14:54 |
もっとも美しい馬名のミスターメロディ
これまでいろいろなところに書いてきたが、馬券は的中させることが目標ではない。そうなると、必ず地獄街道を突っ走る。馬券を的中させておカネを儲けたいという欲望があるなら、素直に市場に投資したほうがいい。経済が成長している限り、パッシブ投資なら確実におカネは儲かる。 ただ、それは年率でよくても5%だから、すぐに儲けたいという欲望のある人間には向いていない。年率数パーセントの複利で、元金が倍になるには10年以上かかるからだ。
しかし、ここで不思議なのは、馬券を10年以上買い続けている競馬ファンが本当に多いことだ。しかも、馬券で儲けたいという欲望は失っていない。これは、経済合理性から見たら、考えられないことだ。10年以上のスパンで見れば、市場に投資した方がよほどましだからだ。
というわけで、馬券は的中させるために買ってはいけないという結論になる。おカネ儲けとは別の理由で買う。この結論が受け入れらないなら、あなたは経済に関して語る資格はない。
さて、高松宮記念だが、的中が目的でないので、どんな馬でも買える。これこそが、馬券プレーヤーの理想である。 というわけで、ここはミスターメロディを買う。ミスターメロディといえば、ナタリー・コールの往年の大ヒットソング。米国血統馬の外国産馬だけに、こんな名前をつけたのだろうが、今回の出走馬のなかでもっとも美しい馬名である。
日本は冠馬名が多過ぎて、ときどき馬が区別できなくなる。ここでの本命はダノンスマッシュだが、ダノンにはダノンプレミアム、ダノンファンタジー、ダノンクングダムなどがいて、私はときどき、どれがどれかわからなくなる。サトノ、シゲル、ニシノ、アドマイアなどもそうだ。もしかして、馬主もわかっていないのではないか。ともかく、この状況は、なんとかしてほしいものだ。
結論:ミスターメロディから枠連、馬連総流し。 |