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G1予想[268]第39回 ジャパンカップ(2019年11月24日)
2019年 11月 18日(月曜日) 21:14

アッと驚くジナンボーの激走!

 

 創設から39年、史上初の「外国馬出走なし」のうえ、日本馬も低調で、史上最低のジャパンカップになった。いつか、そんな日が来るのではないかと思っていたが、本当にそうなってしまったことに、改めて驚いている。

 かつて、ジャパンカップと言えば、欧米のG1馬が続々と来たので、本当に華やいだ雰囲気があった。いまや、それも、大昔の話となってしまった。

 

 ジャパンCは「世界に通用する馬づくり」を目指し、1981年に創設された。第1回はアメリカから参戦したメアジードーツが圧勝し、日本馬と世界との実力差を見せつけた。

 日本馬は第4回(1984年)のカツラギエースが初勝利。翌年にも皇帝シンボリルドルフが勝利したが、世界との差はなかなか縮まらず、1986~1991年には外国馬が6連勝。1990年には、ニュージーランドのホーリックスがレコードでオグリキャップを破るなど、幾多のドラマを生んできた。

 

 そんななかで、私がいまでも忘れられないのは、1987年のジャパンカップ。この年は、凱旋門賞3着馬で、その年の欧州最強牝馬となったトリプティクが2回目の来日を果たした。そして、富士ステークスに出ると、なんと全馬を直線で交わして5馬身差の圧勝。異次元の走りに、誰もが驚いたものだ。

 そこで、私も勇んで取材に出かけた。

 

 当時は、外国馬関係者を招いて、水曜日に京王プラザホテルで歓迎パーティがあった。このとき、会場で、外国馬関係者に直撃するのが楽しみだった。トリプティクの調教師ビアンコーヌを見つけて、話を聞くと、「調子は万全。勝つために日本に来た」と自信満々。ならばと、私はトリプティクからしこたま馬券を買った。

 しかし、結果は4着。レース後茫然自失となって、しばらく口が聞けなかった。

 

 本当に時代は変わったと、いま、つくづく思う。

 やがて、日本の高速馬場を外国馬は嫌うようになり、日本馬のレベルも向上した。また、凱旋門賞、ブリダーズカップとの日程の競合、12月の香港国際競走の充実などがあって、この時期に一流馬が日本に来る意味がなくなった。

 そのため、招待しても来るのは2線級ばかりとなった。

 そして、2006年にデープインパクト勝つと、以後、昨年まで日本馬が13連勝。もはや、国際競走としての存在価値はなくなったのである。

 

 それなのに、今年のJRAのポスターは、いまだ「国際」感丸出しで、松坂桃李や土屋太鳳など出演タレント全員が「日本を代表して応援します!」と「日本頑張れ」ポーズで写っている。恥ずかしくて見ていられない。

 

 というわけで、以下が、日本馬だけとなった出走予定馬だ。

 

ウインテンダネス(田辺裕信)

エタリオウ(横山典弘)

カレンブーケドール(津村明秀)

ジナンボー(R.ムーア)

シュヴァルグラン(C.スミヨン)

スワーヴリチャード(O.マーフィー)

タイセイトレイル(M.デムーロ)

ダイワキャグニー(内田博幸)

ダンビュライト(松若風馬)

マカヒキ(武豊)

ムイトオブリガード(C.ルメール)

ユーキャンスマイル(岩田康誠)

ラヴズオンリーユー(未定) ※回避予定

ルックトゥワイス(L.デットーリ)

レイデオロ(W.ビュイック)

ワグネリアン(川田将雅)

 

 馬券を買うなら、このなかで、何頭か選ばなければならない。もちろん、実績やデータでは選ばない。

 選ぶ基準は、今年はジャパンカップに外国馬ゼロという1点だ。すなわち、そうなった今年にふさわしい馬はどれかということになる。

 となると、外国語馬名の馬はすべて切るので、残るのはエタリオウとジナンボーという日本語馬名の2頭だけになる。

 

 外国馬は来なくとも、欧州一流ジョッキーが集結した。デットゥーリもマーフィーもムーアもいる。しかし、国際競走だからといって、外国人ジョッキーを買うのは、なんかなあといった感じで、いただけない。それなら、日本人ジョッキー最年少の松若風馬(ダンビュライト)を買う方が、「外国馬ゼロ」のこのレースで買う馬券にふさわしいのではないだろうか。

 

「外国馬ゼロ」以外に、今年のジャパンカップは、別の話題もある。一つは、今年は、ジャパンカップではなく、「金子真人カップ」とも言えること。なにしろ4頭出しだ。ワグネリアン、ユーキャンスマイル、マカヒキ、ジナンボーの4頭が出る。

 そしてもう一つは、友道厩舎の4頭出しだ。こちらは、エタリオウ、シュヴァルグラン、マカヒキ、ワグネリアンの4頭だ。

 と、いろいろ考えてみて、たどりついたのは、やはり、ジナンボー。ジョッキーはムーアだが、その辺は大めに見て、外国馬ゼロのジャパンカップにもっとふさわしいと思えるのが、この馬だ。金子真人4頭出しのなかでも、もっとも人気がなさそうな点も好感が持てる。

 ジナンボーが、直線激走して1着ゴールインという、ありえないシーンが目に浮かぶ。

 結論:ジナンボーから枠連、馬連、総流し。

 

 

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