19/10/28●講談社が来春、池袋にLIVEエンターテインメントビルを開設 |
講談社が、来春、東京・池袋に「LIVEエンターテインメントビル」(仮)を開設し、本格的なライブ事業に参入することを発表した。池袋駅東口サンシャイン60通りにある“旧シネマサンシャイン池袋”を活用し、テーマ演出したビル全体(地下2階~地上9階※1~3階を除く)で、さまざまなジャンルのLIVEエンターテインメントコンテンツを展開するという。施設は、「シアター」「ライブスペース」などの4つのホールと、「物販エリア」「コラボカフェ」などで構成されるとのこと。 講談社が持つ漫画や小説などのコンテンツからのリアル体験に加え、漫画家、作家、アーティスト。YouTuberなど、新たな才能をここから発信するという。 このようなビジネスを講談社が展開する背景には、デジタル化が進み、収益構造が大きく変わってきたことがある。講談社は今期決算が増収増益の見通しで、2000年代になって最高の決算になるとされている。これにはデジタルコンテンツが大きく貢献していて、デジタル広告収入は広告収入全体の5割を超えたという。 |