20/05/15●日販調査4月の書店売上はコロナ禍なのに6%減と大健闘 |
日販の4月期の書店店頭売上調査(4月1~30日)を見ると、コロナ禍で休業書店が出ているにもかかわらず、全体では前年同月比6.1%減と大健闘している。 とくに、コミックは、なんと16.6%増とすごい数字を叩き出している。これは、大ヒット中の『鬼滅の刃』のせいもあるが、『ONE PIECE』96(集英社)、『進撃の巨人』31(講談社)も売り上げを伸ばしているので、自粛生活の影響だろう。 また、学校休校の影響から、学参・児童書が学習ドリルの売り上げが好調を維持している。ジャンル別を見ると、雑誌が前年同月比16.1%減、書籍が同10.7%減、コミックが同16.6%増、開発品が同12.6%減となっている。 なお、この調査は当年・前年ともに売上データが取得できている店舗(休業店を含む)1738店の集計だ。 |