20/06/09●幻冬舎の“カリスマ編集者”箕輪厚介がセクハラ問題で退任、活動自粛 |
ニューズピックスは6月8日、5月に発売された堀江貴文『東京改造計画』をもって、幻冬舎との協業で発行する書籍レーベル『NewsPicks Book』を終了すると発表した。これは、このレーベルの幻冬舎側の責任者である“カリスマ編集者”箕輪厚介氏のセクハラ問題を重視した結果だ。 箕輪氏も、6月8日、自身のTwitterアカウントで謝罪したうえで、「テレビ番組出演などの活動を自粛いたします。(中略)いま一度自分の人生を見つめ直し、精進して参ります」と表明した。 箕輪セクハラ問題というのは、「文春オンライン」(文藝春秋)で、女性ライターに対するセクハラや原稿料未払い問題が報じられたもの。女性ライターの告発を読むと、明らかに仕事にかこつけたセクハラだが、彼は、オンラインサロンの会員向けに「何がセクハラだよボケ」と発言しているので、人間性が疑われる。 それにしても信じがたいのは、いくら出版がボツになったとはいえ、女性ライターにギャラを払っていなかったこと。自転車操業の下請けの編プロではない。幻冬舎というれっきとした出版社だ。 |