G1予想[351]第83回 桜花賞(2023年4月9日) |
2023年 4月 07日(金曜日) 00:16 |
大本命リバティアイランドと心中地球温暖化の影響で、季節は2週間は早く進むようになった。桜花賞といえば、これまでは桜満開のなかで行われきた。それがもっとも桜花賞らしいが、今年はそうはいかない。桜はすでにほとんど散って、「葉桜」となってしまっている。 その葉桜のなか、どの馬が1着で駆け抜けるか? 毎年、桜花賞は本当にワクワクする。
さて、先週の大阪杯はデータに、「関東馬は消し」というデータ予想があり、これに逆らって関東馬ヒシイグアス(松山弘平)から総流したら、カスリもせずに終わった。関西馬、武豊騎乗のジャックドールが見事に逃げ切った。 データは生きていたのだ。では、そのデータというと、以下の通りだ。
《過去10年の大阪杯で馬券に絡んだ29頭は栗東(関西)所属馬でした。関東馬は過去10年で31頭出走しましたが、馬券内に入選したのは2020年のダノンキングリー(3着)のみです。これまでグランアレグリアやサリオス、ブラストワンピースにエフフォーリアといった人気馬もことごとく着外に敗れました。関東馬は評価を下げてもよさそうです。今年の出走登録馬で関東馬は5頭います。 ・アラタ・スターズオンアース・ノースブリッジ・ヒシイグアス・ラーグルフ この5頭は消してもいいでしょう》
では、今回の桜花賞はどうするかというと、これがリバティアイランドの1本かぶり、断然の1番人気である。 ところが、次のようなデータ予想(「競馬ラボ」)があるので、まずが、それを転載してみる。 [競馬ラボ]リバティアイランドに逆風データ!?「3歳牝馬限定G1」だから狙える逆転候補とは?
《今回も過去の傾向から馬券のヒントとなる3つのポイントを紹介。注目馬をピックアップしていきます!
【桜花賞のポイント】(過去10年)
キャリアの浅い3歳牝馬限定G1のせいか、1番人気馬の成績は[1-3-1-5]勝率10%、連対率40%、複勝率50%と低調。2014年1着ハープスターの勝利を最後に現在8連敗中で、昨年もナミュールが10着に敗れました。
今年は阪神ジュベナイルFを快勝したリバティアイランドが断然人気に支持されるのは確実。ただ、あくまで過去の傾向から世間の評価ほど絶対的な存在ではないかもしれません。
不振の1番人気とは対照的に活躍が目立つのが2番人気。[4-3-0-3]勝率40%、連対率70%という逆転現象が起こっており、牡馬相手のシンザン記念を勝って2戦2勝のラクトオンタイムが2番人気になるようにあれば強力な逆転候補となります。また2018年からチューリップ賞、フィリーズレビューなどの桜花賞トライアルに使わなかったのが5連勝中。近年は桜花賞に限らず有力馬がG1に直行するケースが激増しており、好走馬のローテに変化が出ているのは要注意でしょう。》
もちろん、今回もデータには見向きもしない。よって、反データから、やはり、リバティアイランドを買う。阪神JNFでも買ったが、その理由は名前だ。 あの「自由の女神像」(Statue of Liberty)があるマンハッタン沖に浮かぶ島が、リバティアイランド(Liberty Island)である。リバティアイランドの父はドゥラメンテ、母はヤンキーローズ、母の父はAll American。この名前系列を受けて、アメリカを象徴する名前をつけたのだろう。ともかく、この馬から総流しだ。 ただ、リバティアイランドという「地名馬」を選んだのだから、もう1頭の「地名馬」コナコーストを厚く買ってみたい。 結論:2枠3番リバティアイランドから馬連、枠連、総流し。5枠9番コナコーストを厚めに。 |