10/01/03●昨年(2009年)のベストセラーをふり返る |
年が明けたが、去年(2009年)のまとめとして、ベストセラーをふり返っておきたい。このデータは、2009年12月4日に、出版取り次ぎ大手の日販が発表したもの。1位は、5月末の発売直後から記録的なヒットとなった村上春樹の長編小説『IQ84』(新潮社、1・2巻)。文芸部門の作品が総合1位になるのは、日販では1997年の渡辺淳一著『失楽園』以来という。2巻合計の発行部数は223万部に達したと発表されたが、市場関係者によると、まだ3分の1近くが市場に残っているというので、2巻合わせてやっとミリオンというところ。2位は出口宗和著『読めそうで読めない間違いやすい漢字』(二見書房)、3位はゲーム攻略本で『ドラゴンクエストIX 星空の守り人 大冒険プレイヤーズガイド』(集英社)だった。
※日販のサイトより
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