2011年9月26日■自著『資産フライト』(文春新書、10月20日発売)を校了 |
麹町の文藝春秋社に行き、ノンフィクション局の新谷学部長と打ち合わせ。その後、10月20日発売の自著『資産フライト 「増税日本」から脱出する方法』の最終ゲラを受け取って、近所の喫茶店で最後の赤入れをして校了した。 この本は、これまで私が取材してきた富裕層の資産フライト(海外への資産の持ち出し)をルポしたもの。資産フライトはいまでは、富裕層ばかりか一般のサラリーマンやOLまで行っている。それは、現在の日本の経済状況があまりにも低迷しているからで、そこに政府の増税路線が加わって、今後ますます加速すると思われる。 「そういう状況を踏まえて、いまの日本を考える、日本論にしてください」とのことで、後半は、経済政策から教育問題、日本人の意識にまで触れている。なんで日本は、ここまでだらしいない、希望のない国になってしまったのか。私の考えを踏み込んで書いている。
『資産フライト 「増税日本」から脱出する方法』(文春新書、750円+税) 《目次》Contents はじめに 第1章 成田発香港便 第2章 震災大不況 第3章 海外投資セミナー 第4章 さよならニッポン 第5章 富裕層の海外生活 第6章 税務当局との攻防 第7章 金融ガラパゴス 第8章 愚民化教育 第9章 愛国心との狭間で おわりに
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