2010年1月3日

　2010年がやってきた。この3日間、快晴続きで、お正月としては申し分のない日よりだが、気分は快晴とはいかない。あまりいいニュースがないせいだろうか。それとも、今年もまた日本が低迷を続けるのがわかりきっているせいなのだろうか。そんな気分を吹き飛ばすため、こんなフレーズを考えてみたが、どうだろう。

　2009年は「チェンジ」、2010年も「チェンジ」、そしてずっと「チェンジ」。

　ともかく、どんどん変っていかなければ、生き残れない、未来は開けない。そういう思いを込めてみた。そして、元旦の朝は、日本で史上初という「元旦の月食」を眺めた。午前4時前から約30分間、満月の左下部分が欠けていくのを眺めた。冬の寒天の下で、こんなに長い時間、月を眺めたのはもちろん初めてだ。

　その後、今度は「初日の出」を見ようと、家族で近所の公園 に出かけた。丘の上から横浜港を見下ろしながら、東京湾をはさんで房総半島から昇る朝日を待った。6時54分、2010年1月1日の太陽が、光の帯を青空にまき散らしながら昇ってきた。その光を浴びたとき、一瞬だが暗い気分は吹き飛んだ。

　今年初めてのこのブログは、そのとき撮った2枚の写真を載せて、終わりにする。

　部分月食（午前4時20分）　　　　　　　   初日の出（横浜本牧山頂公園、午前6時54分）