G1予想[087]第146回天皇賞・秋(2012年10月28日) 印刷
2012年 10月 26日(金曜日) 13:10
トランスワープで「オ!  ノー!」

■3歳馬が強いと思えば、カレンブラックヒルとフェノーメノの一点勝負が、今回の天皇賞でのもっとも美しい買い方だと思いますが、どうでしょうか? ただ、両馬ともに人気です。加えてもジャスタウェイの3頭ですから、買い方は簡単です。

  もちろん、私は買いません。

■今回の天皇賞は、両陛下が久しぶりに来場されるという天覧G1です。そこで、メイショウカンパク(関白)が2着に来るという話があります。天皇の第一の家来ですから。もちろん、1着はルーラーシップ(支配者=王)で決まりです。これも、1点勝負。

  もちろん、私は買いません。

■さらに、騎手では三浦皇成。天皇の「皇」を名前に持つのは彼しかいないからです。騎乗馬はネヴァブション。最高齢の9歳馬。前3走10着、12着、13着と二ケタ着順。

  ここまで可能性がないと買いたくなりますが、買いません。

■まだあります。天皇が来るなら、キングスベストの子、エイシンフラッシュが来るという説です。となると、キングカメハメハの子、ルーラーシップ、トゥザグローリも来るわけです。キング3点勝負まであります。

  まあ、これもやめておきます。

■アメリカ大統領選挙が1週間後に近づいています。黒人オバマ大統領の再選で、カレンブラックヒルが鉄板という説があります。となると、相手はブラックに近いダークシャドウ、ナカヤマナイトと言われています。フェデラリストという説もあります。

 もちろん、私は買いません。

■「石原新党の結成」「日本維新の会の人気凋落」「近いうち解散は詐欺か」など、政界の話題は豊富ですが、日本の政治関連馬は今年はまったく不振です。「尼崎の鬼女・角田美代子」関連馬も見当たりません。

■結局、本命は7歳セン馬トランスワープ。ここから、馬単、馬連で総流しです。理由? 騎手の大野拓弥は2005年デビューで、これまでの重賞勝ちは去年の中日新聞杯のコスモファントムのみ。このトランスワープではローカル重賞を2勝して、 やっと通算3勝。そんな騎手が天皇賞騎手になるはずがないからです。

   一部ファンの間では、「大野は買ってはいけない」「Oh! No!」と言われています。

 《天皇賞:東京芝2000M》

 1枠 1番 ナカヤマナイト           牡4 58 柴田善臣
 1枠 2番 シルポート                牡7 58 小牧太
 2枠 3番 ネヴァブション       牡9 58 三浦皇成
 2枠 4番 フェノーメノ          牡3 56 蛯名正義
 3枠 5番 サダムパテック      牡4 58 武豊
 3枠 6番 ルーラーシップ      牡5 58 I.メンディザバル
 4枠 7番 アーネストリー       牡7 58 佐藤哲三
 4枠 8番 ジャガーメイル       牡8 58 石橋脩
 5枠 9番 ダイワファルコン      牡5 58 北村宏司
 5枠10番 フェデラリスト        牡5 58 横山典弘
 6枠11番 ジャスタウェイ         牡3 56 内田博幸
 6枠12番 エイシンフラッシュ     牡5 58 M.デムーロ
 7枠13番 ダークシャドウ       牡5 58 福永祐一
 7枠14番 トランスワープ        セン7 58 大野拓弥
 7枠15番 トーセンジョーダン     牡6 58 C.スミヨン
 8枠16番 カレンブラックヒル     牡3 56 秋山真一郎
 8枠17番 マイネルスターリー    牡7 58 松岡正海

 8枠18番 トゥザグローリー      牡5 58 岩田康誠