G1予想[088] 第29回マイルチャンピオンシップ(2012年11月18日) 印刷
2012年 11月 11日(日曜日) 22:46

ファイナルフォームから総流し

 

  エリザベス女王杯で、絶対くるはずのない馬連1点、ピクシープリンセスとラシンティランテの組み合わせを買って見ていたから、全然ドキドキしない。やはり、ドキドキしないで競馬を見るのは、あまり面白いもんじゃないと、改めて思った。

 ところで、これで5連続2着のヴィルシーナには、このまま連続2着記録を伸ばしていってほしい。このあと、有馬記念にも出て、ジェンティルドンナの2着に頑張ってもらいたい。メディアは、「悲運のヒロイン」「悲劇のヒロイン」と言うかもしれないが、じつは「3連単2着固定馬」という、すごすぎる馬の誕生だ。

 

 さて、マイルチャンピオンシップだが、今回は大混戦、軸馬不在、本命・対抗となるべき馬がいない、なにが勝つかわからない……というのが、大方の見方だ。こういうレースになるとなぜかワクワクし、自分の出番だと思う馬券ファンは多いが、はっきり言って、そういう方はただのカモだ。

 本命不在の混戦レースは、じつはもっとも手を出してはいけないレースである。なぜなら、なにが勝っても配当は低く、荒れて当然という期待感から、たとえ的中しても満足感は低いからだ。

 

 競馬新聞の出走表の右下には、「順当」「軸信頼」「平穏」などから「上位拮抗」「小波乱」「波乱含み」などを経て「混戦」「激戦」「軸馬不在」などの言葉が並ぶ。その最たるのが「難解」だろう。

 しかし、「難解」などに手を出してはいけない。ギャンブルの場合、「難解」を解いても試験と違って点数(配当)は低いし、当たっても誰も褒めてくれない。単に「ついてますね」と言われておしまいだ。

 また、新聞が書く、このようなレース評価は、ほぼ外れると思って間違いない。だから、こういう言葉を信じてはいけない。もしこういう言葉から入って予想をするなら、「順当」「軸信頼」というときには穴馬券を、「混戦」「軸不在」というときには本命馬券を買うのが、ギャンブル的には正しい。

 というわけで、今回のマイルチャンピオンはまさに軸馬不在だから、いつも予想のベースにしている専門紙やスポーツ紙の本命・対抗になった馬から入るのが王道だ。そうではなく、自分で穴馬探しをやると、必ず墓穴を掘る。

 

 と、エラソーなことを書きましたが、私もなにを買っていいかわからない。

 と言っても、なんの根拠もない馬を買うのが最大の楽しみなので、当日までは決めかねる。ただ、現時点では、ファイナルフォーム、アイムユアーズ、クラレント、ハナズゴール、レオアクティブなどの3歳馬から選ぼうと思っている。このうち何頭かは除外対象だが、ファイナルフォームは出られるので、多分、これからいくと思う。

 なーんだ人気馬ではと言われるかもしれないが、上記した理由により、今回、人気馬は買いだ。、ファイナルフォームから、馬連で総流し。