G1予想[094]第30回フェブラリーステークス(2013年2月17日) 印刷

 カレンブラックヒルが勝つ!

 

 今回のフェブラリーステークスはじつに簡単。カレンブラックヒルが勝つ。

 ダート初出走馬がいきなりこのレースを勝ったことがないので、多くの評論家、競馬記者が怖くて、この馬に◎はつけられない。ただ、▲ぐらいはつける。

 こういう予想をする心理は、もしカレンブラックヒルに勝たれても「▲をつけてマークはしていました」と言い訳がたつからだ。そして、データという過去実績から、もっとも無難な馬に◎を打って、予想とする。

 このような専門家と称する人々の予想が、信じられるだろうか? 今回はカレンブラックヒルのぶっちぎりだ。史上初めてのことが起こる。起こったあとから馬券は買えないから、起こる前に買う。これが、鉄則だ。 

 相手はガンジス。それにイジゲン。なんだ、4歳馬の馬券ではないか?と言われるけど、そのとおり。もう7歳なんて高齢馬はお引きとり願いたい。

 ところで、カレンブラックヒルのカレンは馬主の鈴木隆司さんの愛嬢の名前。ブラックヒルはネパール原産の犬の名前。悠久の大河ガンジスは、ネパールのあるヒマラヤの氷河に端を発し、インド平原を横断してベンガル湾へと注ぐ。

 となると、カレンブラックヒル、ガンジスの1点勝負がもっとも正しい買い方だ。

 結論:カレンブラックヒルの単。カレンブラックヒル―ガンジスの馬単、カレンブラックヒル―イジゲンの馬単。

 

 第30回フェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)
( )内は性齢、騎手・調教師
1-01 マルカフリート.    . (牡7、福永祐一・増本豊)
1-02 グレープブランデー.  (牡5、浜中  俊・安田隆行)
2-03 セイクリムズン.       (牡7、藤岡佑介・服部利之)
2-04 ナムラタイタン       (牡7、太宰啓介・大橋勇樹)
3-05 タイセイレジェンド.   (牡6、田辺裕信・矢作芳人)
3-06 エスポワールシチー   (牡8、松岡正海・安達昭夫)
4-07 ガンジス           (牡4、内田博幸・矢作芳人)
4-08 イジゲン          (牡4、F.ベリー ・堀宣行)
5-09 ヤマニンキングリー.   (牡8、武  豊  ・河内洋)
5-10 ワンダーアキュート..  (牡7、和田竜二・佐藤正雄)
6-11 カレンブラックヒル   (牡4、秋山真一郎・平田修)
6-12 ダノンカモン.        (牡7、W.ビュイック.・池江泰寿)
7-13 エーシンウェズン.    (牡6、蛯名正義・野中賢二)
7-14 テスタマッタ        (牡7、岩田康誠・村山明)
8-15 ガルボ            (牡6、石橋  脩・清水英克)
8-16 シルクフォーチュン.  .(牡7、横山典弘・藤沢則雄)