G1予想[101]第74回オークス(2013年5月19日) 印刷
2013年 5月 16日(木曜日) 23:42

桜花賞16着惨敗のクラウンロゼから

 

今回の桜花賞馬の最大の焦点は、馬より騎手。桜花賞馬アユサンが、主戦の丸山元気騎手に手綱が戻ること。そして、そのアユサンを桜花賞で勝利に導いたクリスチャン・デムーロ騎手が、なんと2着のレッドオーヴァルに乗ることだ。

も し、デムーロ騎手が勝ち、アユサンが負ければ、丸山騎手のショックははかりしれない。アユサンは、東京コースで新馬戦を勝ち、アルテミスSも2着している ので、コース実績に不安はない。また、近年の桜花賞馬はオークスでも実績を残している。そんなわけで、おそらくアユサン1番人気になるだろうが、そうなれ ば、丸山騎手のプレッシャーは頂点に達する。

  2年前の夏、函館競馬に行ったとき、ファンと騎手の集いで、丸山騎手、丹内騎手、古川騎手の若手3騎手と記念写真を撮らせてもらった。そのとき、丸山騎手と固く握手した。その思い出があるから、アユサンには勝ってもらいたい。

ただ、そんなことと、私の馬券の買い方は関連しない。関連させてもいいが、それではポリシーに反する。で、今回はなにを買うかというと、クラウンロゼ(6枠11番)だ。ここから、桜花賞出走馬8頭とフローラSの勝馬デニムアンドルビーの計9頭に馬連で流す。

厚目は、トーセンソレイユ(8枠18番)、ローブティサージュ(5枠9番)の2頭。

なぜ、こんな買い方をするかというと、クラウンロゼは桜花賞出走組のうち、もっとも着順が悪い16着だからだ。厚目の2頭も、それぞれ7着、5着と着順が悪い。

つまり、桜花賞の着順の悪い順に買うわけだ。こんな買い方は、ほぼ誰もしないと思うので、今回はこの方法を採用してみた。桜花賞惨敗の二桁着順馬がオークスを勝つ。そんなことが過去にあったかどうか? 残念ながら、知らない。

  

 丸山、古川、丹内の3騎手との記念写真(函館競馬場、2011年6月)

  第74回オークス (3歳・牝・GI・芝2400m・1着賞金9700万円)

 

   1-01 レッドオーヴァル    (牝3、C.デムーロ ・安田隆行)
   1-02 ブリュネット.         (牝3、和田竜二・千田輝彦)
   2-03 メイショウマンボ.    (牝3、武幸四郎・飯田明弘)
   2-04 アユサン.          (牝3、丸山元気・手塚貴久)
   3-05 デニムアンドルビー.   (牝3、内田博幸・角居勝彦)
   3-06 サクラプレジール.  . (牝3、横山典弘・尾関知人)
   4-07 ティアーモ         (牝3、藤岡佑介・藤岡健一)
   4-08 ブリリアントアスク     (牝3、武士沢友治・伊藤正徳)
   5-09 ローブティサージュ .   (牝3、岩田康誠・須貝尚介)
   5-10 リラコサージュ.     (牝3、柴田善臣・藤原英昭)
   6-11 クラウンロゼ.      (牝3、三浦皇成・天間昭一)
   6-12 フロアクラフト        (牝3、松山弘平・西園正都)
   7-13 エバーブロッサム     (牝3、戸崎圭太・堀宣行)
   7-14 プリンセスジャック   (牝3、福永祐一・加用正)
   7-15 セレブリティモデル.   (牝3、田中勝春・牧田和弥)
   8-16 クロフネサプライズ. . (牝3、武  豊  ・田所秀孝)
   8-17 スイートサルサ      (牝3、蛯名正義・菊川正達)
   8-18 トーセンソレイユ .     (牝3、C.ウィリアムズ・池江泰寿)