G1予想[105] 番外:2013年夏競馬の全予想を採録 |
2013年 9月 27日(金曜日) 19:30 |
春の最終G1「宝塚記念」が終わってからも、ネット放送キンキンTVの番組「スマート競馬」に予想を送ってきた。毎週、金曜までに「予想」をメールで送り、レース後の週明け月曜日に「回顧」を送るというパターン。松井政就くんも同じパターンで送った。 番組では森朝子さんと井口保子さんが、私たちの予想を紹介してくれた。以下、今年の夏、メールで送った私の予想のすべてを採録する。
■神戸新聞杯、オールカマー(2013年9月22日)予想 《神戸新聞杯》 セントライト記念は500万下を勝ったばかりの馬が勝ちました。それで、春のクラシック路線に乗った馬より、秋の上がり馬だというムードになっています。しかし、エピファネイアは皐月賞、ダービーとも2着。ここでは、断然です。ここで3着までに入らなかったら、菊花賞に出ても通用するはずがありません。 と書いてきて、ではなにを買うかといえば、トーセンハルカゼです。前走は新潟で3着完敗、しかもたった1頭の関東からの参加、秋なのに「ハルカゼ」。いったいなにを考えているんだ、という神戸新聞杯への出走ではないでしょうか。これだけ要素がそろったら、買うしか、ないでしょう。 相手は、先日、女子大生が殺害されたトルコのカッパドキア。どちらもキングカメハメハ産駒。キングカメハメハ産駒はこの2頭しかいません。馬連1点勝負です。 《オールカマー》 オールカマーだから何が来てもいいのです。でも、やはり、人気のダノンバラード、メイショウナルトなんかを買われることと思います。かつてボクに有馬記念を取らせてくれたオーシャンブルーも出ていますので、買われるといいかと思います。 ただ、ボクは買いませんが。 今回は、ハナズゴールとマイネルキッツの馬連1点勝負です。ハナちゃんは、たった1頭の4歳、しかも牝馬です。一方、マイネルはなんと10歳のジジイ馬。いつまで走るんだ、このジジイはと驚くばかりです。 花盛りの乙女に引退引き延ばしジジイ。この組み合わせ、本当に怪しい気がしませんか? ★神戸新聞杯、オールカマー(2013年9月22日)回顧 いま酔っぱらって、F1シンガポールグランプリを見ています。2、3分ですぐ終わる競馬より、面白いかも。 さて、オールカマーですが、色でいくべきでした。ヴェルデグリーンですからね。色馬は、この馬とオーシャンブルーの2頭しかいませんでした。このオールカマーですが、この前オルフェーヴルが勝った仏フォア賞より、格上で、出走馬も格上。あのフォア賞はクズ馬しか出ていませんでした。フランス、ひどすぎる。 神戸新聞はエピファネイアが抜けていましたね。あとは全部クズ馬。もし、エピファが菊花賞に出ないと、史上最低のクズ馬菊花賞になるでしょう。それでも、英セントレジャーよりましか。
■セントライト記念、ローズS(2013年9月15日、17日)予想 《ローズS》 オークスの1、2、3着馬、メイショウマンボ、エバーブロッサム、デニムアンドルビーがそろって出走。もし、この3頭がそろって着外に沈めば、オークスはいったいなんだったのか?ということになる。オークスの「3歳女王決定戦」という価値は、その瞬間、消滅してしまう。 まあ、一馬券購入者としては、そんなことはどうでもいいのだが、それでは困る方々もいるだろう。やはりG1はG1でなければならないと―—。 しかし、やはり私は一馬券購入者。そんなことはどうでもいい。 というわけで、ここはオークスの最低着順馬17着のレッドオーヴァルを頭にして、馬連総流しということにしてみた。どうだろうか? 《セントライト記念(2013年9月17日)》 今週、徹底的にアタマを使いたくないなら、買い方は超カンタンだ。田中マー君のプロ野球新記録21連勝。バレンティンのホームラン新記録56号おめでとうということで、枠連で1−6、5−6の2点勝負と、もう答えは決まっている。というわけで、ここは素直に、枠連で1−2、5−6の2点勝負でいいんでは。
■京王杯AH&セントウルS(2013年9月8日)予想 みなさん、早いですが、以下、ボクの予想を送ります。 今週は競馬よりオリンピックです。まあ、日曜の朝には結果が出るので、競馬には影響しません。しかし、ボクの場合は違います。現在、イスタンブールを本命にして、目いっぱいいっていますから、東京になったら、日曜日は具合を悪くして寝込んでいるでしょう。競馬なんかできるはずがありません。 現在、英国の「オッズチェッカー」によると、東京は8対13(約1.62倍)で、断然の1番人気。2番人気はイスタンブールで10対3(約4.3倍)、3番人気がマドリードで4対1(5.0倍)です。 しかし、東京の1番人気はブックメーカーの「釣り」でしょう。1番人気の倍率を低くし、あたかも大本命のように見せて、賭け金アップを狙っているのです。 で、過去2回を見ると、前回はシカゴが1.72倍で断然の1番人気。リオデジャネイロ3.25倍、東京8.0倍、マドリード12.0倍で、2番人気リオデジャネイロの勝ち。前々回は、パリが1番人気で1.25倍、ロンドンが2番人気で3.75倍、3番人気ニューヨーク13.0倍、4番人気マドリード34.0倍、5番人気モスクワ101倍で、ロンドンの勝ち。 いずれも2番人気が勝っています。というわけで、今回も2番人気のイスタンブールというわけです。 さて、京王杯ですが、イスタンブールとはなんの関係もない横山親子、ルナとレオアクティブの1点勝負です。ルナが逃げ切り、レオが差して2着。まあ、逆でもいいので馬連で。 続いて、セントウルSですが、ここは、3歳牝馬、最軽量52キロの浜中ローガンサファイアの一発。相手はやはりロードカナロアでしょう。ロードカナロア厚めに、馬連総流し。 ではみなさん、イスタンブールで会いましょう。 ★京王杯AH&セントウルS(2013年9月9日回顧) オリンピック開催地も、競馬も、外しました。なにも言うことなしです。茫然自失です。ただ、東京になったことは喜んでいます。 うちの娘は、夏休みでフィンランド、スウェーデンに行っていて、昨夜パリ経由でJALで帰ってきましたが、機内アナウンスで流れると、みんなバンザイと叫んだそうです。 これで、あと7年間、がんばって生き抜き、生涯2回目の自国開催オリンピックを見ようという気になりました。ちなみに、前回は国立競技場で、「つぶらや、頑張れ!」と叫び、日の丸を振りました。小学6年生でした。
■新潟記念、小倉2歳S(2013年9月1日)予想 今回の新潟記念は、ハンデ戦とはいえ、実績で勝るトレイルブレイザーが1番人気確実だ。続くのがエクスペディション、ダコールなどだろう。上がり馬のニューダイナスティも人気を集めそうだ。 しかし、ポイントはなんといっても、藤圭子の飛び降り自殺の衝撃が覚めないことにある。人生とはなんでこんな哀しくつらいのだろうか? 結局、「15、16、17と私の人生暗かった」のが、一時期、明るくなったのに、また最後は暗くなってしまったということなのか? そうではない。 彼女は、あのときの「もし」がなければ、別の人生を送っていたのだ。じつはワイドショーでも週刊誌にも取り上げられていない彼女の心の傷は、1980年の夏の出来事にある。ニューヨークに渡り、新居を借り、家具をそろえて、日本から来る新進作家を待っていた。しかし、彼は来なかった。この悲恋が、すべてを狂わせたのだと、私は思っている。 というわけで、新潟記念は「15、16、17と私の人生暗かった」を晴らすために、1−5、1−6、1−7の枠連3点で勝負する。 もちろん、ほかのレース、小倉3歳、函館3歳も全部同じ、枠連勝負だ。 ★新潟記念(2013年9月2日)回顧 今回は、以下、ボクが書くことを、よく心に刻んでください。 久しぶりに、テレビの競馬中継を見ました。そして、いま、がっくりきています。100万年前と、なにも変わっていないからです。出演者(あえて名前を書かない。ようするにタレントと評論家)が、自分の予想を披露して、ああでもないこうでもないと言うだけだからです。 「この馬を押します。そのワケは?」この論法の繰り返しです。 さて、今日の新潟記念はハンデ戦です。これは、定量戦とは違う予想でのぞむのが、「競馬の常識」です。なぜなら、ハンデがついているということは、どの馬も1着になれるということだからです。それなのに、出演者は、「新潟が得意」「コース実績がある」などと言っている。これは、アタマからハンデキャッパーを馬鹿にし、このレースそのものを否定している考え方です。しかし、このことに誰も気がついていない。聞いていて、こちらのアタマがおかしくなりました。 勝ったのは誰も予想に挙げていなかったコスモネモシン。 全員、言葉を失いました。結局、「新潟記念は荒れるんですね」「大波乱なんですね」と言うだけ。そんなわけがない。これは、荒れたわけでも、大波乱でもないのです。 大荒れ、大波乱は予想者のアタマの足りなさのほうで、レースのほうはハンデ戦として当然の結果のわけです。繰り返します、これはハンデ戦です。どの馬が勝ってもいいのです。そのように、ハンデキャッパーがつくったレースです。 というわけで、今後、みなさん、ハンデ戦だけは、予想の仕方を変えてください。「コース実績」とか「前回着順」とかで考えるのは、レースそのものの否定です。もし、競馬ファンと自任するなら、これほどレースを冒涜している予想はないわけで、それではファンとは言えませんよ。せめて、誕生日で買う、時事ニュースで買う、サイコロを転がして買う、ゴロ合わせで買うなどしてください。 ところで、最後に書きますが、今回の正解は、回数で買うです。今回の新潟記念は、第49回でした。これは、馬連4-9の1点でとれます。これで、なんと20,450円です。もう、自分のアタマで考えるのをやめましょう。
■北九州記念、札幌記念(2013年8月18日)予想 みんなの意見は案外正しい、という考え方があります。ネットでの集合値や市場全体が出す結論は、少数の専門家が出す結論よりも正しいというものです。しかし、そうなるためには、いろいろな見解を持った人が十分な数集まっていなければなりません。同じような人間の集まりだったり、他人の意見に左右される人ばかりだったりでは、この考え方は成り立ちません。 そこで競馬ですが、競馬サークルは同じような人ばかりで、みんな確信がもてない不安から他人の意見に左右されてばかりいます。したがって、この考え方は通用しません。人の意見を聞けば聞くほど、ドツボにはまります。 というわけで、ここはロゴタイプ。みんながそう言っているからではありません。 母の名前がステレオタイプだからです。ステレオタイプとは「型にはまった考え方」「固定観念」といったところ。私がもっとも嫌いなことです。 その母が生んだ子供が「ロゴタイプ」。血統と名前から、これほど「未来を感じさせない」馬はいません。こんな馬がなぜG1を2つも勝ったのでしょうか。 というわけで、ロゴタイプの単と、馬単、馬連で総流しです。 (以下は、松井政就くんの予想) ぼくは今、毎朝「あまちゃん」を見て、毎晩「エヴァンゲリオン」を見ています。こんな生活をもうかれこれ3ヶ月続けていますが、いったんやり始めると、その2つがないと一日が始まらず、一日が終わりません。 その日何か驚くことがあると「じぇじぇじぇ!」と言い、嫌なことがあると「ATフィールド!」と言ってはねのけています。知らない人には何のことかわからないと思いますが、この一言で、ぐだぐだモヤモヤしたことが、スッキリ解決してしまうのです。丁度いま松屋銀座でエヴァンゲリオン展をやっていますので、是非見に行ってみてください。ATフィールドの意味がわかります。知っていると知らないとでは、じぇじぇじぇ!に並びます。 というわけで、札幌記念は武豊に任せトウケイヘイローから総流し。北九州記念は3-7、3-8、4-7、4-8、7-8、8-8の6点とします。 ★北九州記念、札幌記念(2013年8月19日)回顧 函館で行なわれた札幌記念は、やはり函館記念だった! 函館記念の結果:1、トウケイヘイロー 2、アンコイルド 3、アスカクリチャン 札幌記念の結果:1、トウケイヘイロー 2、アスカクリチャン 3、アンコイルド つまり、2、3着が入れかわっただけです。ようするに、予想しても仕方ないといことでしょう。なんも考えず、すでに答えが出ている函館記念を、今回も買えばよかったわけです。やはり、暑いので、考えるのは、やめましょう。
■関屋記念(2013年8月11日)予想 日本中、灼熱地獄です。関屋記念は、熱帯で競馬をするようなもので、馬のことを考えたら、やるべきではないですね。夏競馬は、ぜんぶ、北海道でやるべきです。馬がかわいそうなら、馬の代わりにラクダ競走でも、ボクはかまいませんが。 さて、これだけ暑いと、頭がまわりません。で、いちばんシンプルな方法で予想です。それは、色。 今回の出走馬で、色を持っているのは、ドナウブルーとレッドスパーダの2頭。青と赤。この2頭の馬連と、枠の青と赤、つまり3−4を買いましょう。 この2頭が、青枠(4)、赤枠(3)に入れば鉄板です。 松井ちゃん、枠予想にして、失礼。 ★関屋記念(2013年8月12 日)回顧 山田の今回の予想、枠は完敗です。ただ、レッドスパーダ、ドナウブルーの1点勝負は、ゴール前50メートルまではぴたりでしたね。よって、反省などないのですが、それにしても暑すぎます。このまま日本は熱帯になってしまうのか? さて、8月15日の終戦記念日が近づきましたが、本当の終戦記念日は9月2日です。 この日、戦艦ミズーリで降伏文書の調印が行なわれました。これが、本当の終戦です。8月15日は単に、天皇が降伏すると放送した日です。よって、今週は2−9の1点勝負でいきませんか?
■アイビスサマーダッシュ、クイーンS(2013年7月28日)予想 今回は、本質的なことをちょっと長めに書いておきますので、よく考えてください。 なぜ、競馬予想は無意味か、データで考えても意味がないか、その理由です。 投資の世界には、パッシブ投資とアクティブ投資があります。アクティブではプロのファンドマネージャーが優良銘柄を選んで投資します。パッシブでは、なにも考えずに、市場の平均(インデックス=世界全体の経済成長)に投資します。 では、どちらが儲かるでしょうか? この答えは経済学では半世紀以上前に出ています。パッシブ投資です。なんにも考えないほうが、プロのアクティブ投資を上回るのです。パッシブがアクティブを下回ることもありますが、長期的には同じか上回るのです。 競馬も同じです。 投資と違って、初めから25%の寺銭を取られているので、長くやればやるほど、予想して買おうとランダムに買おうと、平均リターンは75%になるのです。これは、学校の勉強とはまったく違う話です。学校では頭のいい子を集めた進学クラスは受験合格率が高くなります。しかし、落ちこぼれクラスとなると合格率はひどいものです。 ところが、投資や競馬では、進学クラスと落ちこぼれクラスのリターン率は同じか、逆に落ちこぼれクラスのほうが上になるのです。 で、このことからの教訓は、成績、血統、調子、騎手、コース適性などのデータをお勉強、検討し、じっくり予想するのは無意味ということです。まして、プロと言われる評論家、専門記者の見解を聞くことは、時間の無駄です。素人、ド素人より、リターンで劣るからです。 これを証明する調査研究がありますが、これを公表すると競馬メディアが成り立たなくなるので、いまのところ誰も公表していません。つまり、私たちは「専門家は素人よりすぐれている」「データに基づいて検討すれば必ず答えは見つかる」と、ありもしないこと信じているのです。 この思い込みを、どうか、みなさん捨ててほしいと思います。 ボクが、なんでこんな予想しているかと、今日まで不思議に思われたかもしれません。 「変わっているわね」と思われたかもしれません。 同じく、松井クンの予想も、そう思われたでしょう。しかし、オーソドックと言われる予想のほうが、じつは間違っているのです。ボクや松井クンのがやっている予想のほうが、はるかに経済合理性、理屈に合っているのです。というわけで、今日までこのことは言いませんでしたが、ここでよく考えてみてください。 では、アイビスサマーDですが、ここは、プリンセスメモリーから総流しです。なんていったって、キャサリン妃が王子さまを生んだのです。プリンセスが来るに決まっています。 プリンセスにはティアラがつきものなので、本線はビラゴーティアラです。 続いて函館クイーンSですが、ここはデープ産駒2頭、マルセリーナ、キャトルフィーユの1点勝負です。2頭出しの種牡馬はディープだけなので、この1点だけに絞りました。 みなさん、くれぐれもプロに騙されないようにしましょう。 ★アイビスサマーダッシュ、クイーンS(2013年7月29日)回顧 函館クイーンSですが、来たのはファルブラブ産駒2頭。アイムユアーズ、スピードリッパーでした。ディープ産駒2頭でなく、ファルブラブ2頭だったわけです。ファルブラブ産駒が2頭出ているなんて知りませんでした。なにしろ、昨日から新聞を見ていない。 新潟アイビスですが、ハクサンムーンが勝ったので、さっき外に出て空を見たら、月はやはり半月より欠けている状態。先週は満月だったのに。満月なら買おうと思っていたのですが、まあこんなもんです。 プリンセスは子供(王子)を連れて実家に帰ったので、やはり買うべきではなかったということでしょう。というわけで、今週は夏休みですね。
■中京記念(2013年7月21日)予想 山田です。今週、番組は休みと聞いていますが、惰性で予想しました。また、松井ちゃんの予想を知りたいので、松井ちゃんもメールお願いします。では、私の予想を送ります。絶対、参考にしないでください。 中京記念は簡単です。枠で1−6の1点か、小牧騎手シャイニーホークからの総流しです。 中京地区では、これまで大きな合戦が2回ありました。一つは、1600年9月15日の関ヶ原。よって、枠は1−6です。もう一つは、1584年の小牧•長久手の合戦。よって、小牧騎手から総流しとなるわけです。ちなみに、中京記念は圧倒的に1枠が出るレースです。
■函館記念(2013年7月14日)予想 函館記念は、今年いちばん簡単な「お子ちゃまレース」です。4歳馬、エアソミュール、トウケイヘイロー、サトノギャラントの3頭立てです。よって、予想する意味がありません。偏差値35でも的中できます。猛暑なので、頭を使うのはやめましょう。 今週の朗報は、ジェンティルドンナが凱旋門賞を止めたことです。あと、「騎手の一分」で藤田騎手が言っていることは、大方は正しいのですが、エージェント制については、どうかなと思います。結局、強い馬に乗らせてもらえなければ勝てないと言っているだけです。弱い馬でも勝ってみろよ!と、声を大にして言いたい! ★函館記念(2013年7月15日)回顧 トウケイヘイローの逃げ切り、2着もアンコイルド、4歳馬の行ったきり、でしたね。洋芝で直線が短いのだから、追い込めません。サトノギャラントは外を回り、やはりと届きませんでしたね。 というわけで、おこちゃまレースでも、展開を考えなければいけないというわけです。しかし、展開というのはレースが始まってみないとわからないわけで、 考えるだけ無駄でしょう。 というわけで、今週は、選挙当日に、灼熱のなかで、中京記念。馬も騎手も、やってられないでしょう。選挙と違って、大波乱か?
■七夕賞(2013年7月7日)予想 では、ボクも今週忙しいので、いま時間があるうちに送ります。 七夕賞は、最近、財政が日本国並みに逼迫しているので、「ユニバーサルバンク」(宇宙銀行)から、入金狙いです。七夕の日なので、相手本線は、「空」を見上げて「タムロスカイ」、月が出てたら「ニシノメイゲツ」、「夢」がかなえば「マックスドリーム」の3頭。 それ以外は、馬連で総流しです。では、松井ちゃん、イタリアに行ったら古都ボローニャに行き、トスカーナのワインで飲んだくれてください。 ★七夕賞(2013年7月8日)回顧 梅雨が明けて、一気に猛暑になってしまい、これでは馬もやっていられないでしょう。 この夏の競馬は、大変です。福島はシンガポールより暑いですよ。 さて、七夕賞ですが、勝ったマイネルラクリマと柴田大地騎手を賞賛する声がありますが、騎手はいいとして、馬の方はくず馬にすぎません。もう一度追いかけると、えらい目にあいますよ。いずれにしも、ミキティの子供の父親は誰なのか?それがわからないと、今週の函館記念は予想ができません。 では、また。
■ラジオNIKKEI賞、CBC賞(2013年6月30日)予想 《ラジオNIKKEI賞》 いま、クールジャパンがさかんに言われています。成長戦略の一つです。よって、ここはカシノピカチュ。ピカチュは、かつて海外で大ヒットした日本コンテンツの代表です。馬連総流し。 《CBC賞》 空前の大ヒット!「進撃の巨人」は2000万部を超えました。アニメもすごい。しかし、このメンバーに、エレンもミカサもいない。仕方がないので、巨人をあきらめ、魔人で妥協。マジンプロスパーから馬連総流し。 ★ラジオNIKKEI賞、CBC賞回顧(2013年7月1日) 両レースとも的中です。 まあ、年に2回ぐらいの出来事なので、自慢したいところですが、予想に根拠がないので、書きようがありません。ただこれで、合理的な根拠がある予想をしても無駄だということは、わかっていただけたと思います。 マジンプロスパーは、進撃の巨人の代用ですし、カシノピカチュウはクールジャパンの使者です。だから、それがなんのだ?と言われても、答えようがありません。 カシノピカチュウとケイアイチョウサンで馬連は4万馬券。思わず、吹き出してしまいました。これで、秋のG1まで20連敗は確定でしょう。 というわけで、みなさん、競馬新聞、スポーツ紙、評論家予想には「答」が書いていないことを、思い知ってください。では、また。
★宝塚記念回顧(2013年6月24日) 以下、宝塚記念をまともに反省してみました。 こんなまともなこと、本来ならしないのですが、今日はじっくりレースを見ていたので、やってみます。なにしろ、ジェンティルドンナの1強と思っていたら、まったく違っていたので。 ゴールドシップに3馬身差。しかも、2着ダノンバラードさえ交わせない。これでは、女王返上でしょうか? いやいや、やはり2分13秒台の決着なので、馬場がよくなかったと見るべきです。 この時期、雨さえ降らなければ、オーバーシード採用の阪神でも、野芝がびっしり生えそろい、日本特有の高速馬場になります。ところが、今回は良とはいえかなり重かった。そんな馬場になったため、ジェンティルは切れなかったと見るべきです。フェノーメノも同じです。 というわけで、この秋、舞台が代われば、ジェンティルとフェノーメノはまだやれます。東京の野芝の高速馬場なら、おそらくゴールドシップには負けないでしょう。 ただし、この結果から見ると、ジェンティルは洋芝の欧州競馬に遠征すべきではありません。代わりにゴールドシップが行くべきです。ステイゴールド産駒は洋芝に強い。オルフェも凱旋門賞で惜敗2着するくらいなので、間違いないでしょう。 しかし、ディープインパクト産駒は、洋芝がからっきしダメなようです。 というわけで、暮れの有馬記念をいまから早々に予想すると、この時期、中山の野芝は枯れてオーバーシードの洋芝が馬場をおおっていますから、ジェンティルにはきつい。 つまり順調なら、ここもゴールドシップとオルフェーヴルでしょう。 ちなみに、函館は野芝をはがして全面洋芝にしたコースですから、函館で行かれる方は、それまでの中央馬場の成績は全部無視したほうがいいですね。
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